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【週刊消費者情報】          商品の価値はどこにあるのか          

『消費者情報』Web版2月配信号からの紹介記事です。
 お気に入りの服をクリーニングに出してはみたものの、仕上がりを見て愕然としたという事例です。きれいにしたいと思っていたものが、まったくその逆になってしまった。そんな経験はできればしたくないですよね。なにが原因だったのでしょうか。

 話は、ペンキが飛び散った柄がついたハイブランドのジーンズ。たまに若い人がはいているのを街角で見かけますよね。そのジーンズをクリーニングに出したところ、あろうことか、ペンキ柄がすべて消えて戻ってきた、というのです。持ち主は、頭の中がホワイトになるほどショックを受けたことでしょう。

 なんでこうなったかというと、ペンキ柄ジーンズはクリーニング店から処理工場に移され、作業現場に運ばれました。そこからが間違いの始まりです。作業担当者はペンキ柄も”汚れ”だと思いこみ、すべてきれいに除去してしまったのでした。そう、ペンキ柄はデザインである、ということをクリーニング店から作業現場へときっちり伝えられていなかったのでした。

世の中「見ればわかるでしょ」と思われることもありますが……

 間違いはやっぱり起こるんです。このようなトラブルでは、クリーニング事故賠償基準に基づき賠償額が算出されるそうです。しかし、それで納得できるかどうかは定かではありません。

 本文では、ペンキ柄ジーンズのほか、細かいプリーツが施されたスカーフが、プレス(アイロン)処理で全面まっ平になって戻ってきたという、これまた、がっかりを通り越すような事例が紹介されています。お時間があれば、どうぞ下記URLから本文をご覧ください。
                          編集室 原田修身

『消費者情報』Web版No.503(2023年2月配信号)
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