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【週刊消費者情報】8月号〈連載・前編〉

ゴキブリ駆除で高額料金!!

そんな馬鹿な・・・と思うような話が現実にあるんですね。
本連載6回目【現場からの情報・相談】では、夜中にゴキブリ退治を頼んだところ、なんだかんだで18万1500円請求されたという話なんです。
なんでそうなるの!?と思われる方、ゴキブリを見たら卒倒するかもしれないと思っている方は、ぜひ本文をお読みいただきゴキブリ対策の参考にしてください。
夜中に男性作業員が二人も家に上がり込んできて、台所やベランダ周辺をゴソゴソされる方がよほど怖いと僕なんか思いますが、いかがでしょうか。

「紅麹問題」で不安広がる健康食品

【商品テストの機能と役割】の本号タイトルは「情報の共有化で危害防止を図る」というものです。なにかの商品で健康被害が報道されると関連商品に関する相談が増加する傾向にあります。一般的な心理としては当然なことと思われます。
そこで押さえておきたいことは、もしも、ある健康食品を摂取して体調不良をおこした場合、その因果関係は医師でなければ判断できないことになっています。ですから、まず医療機関に受診されることが第一、それから消費生活センターに相談していただくことが、危害防止を図る上で大切な情報源になってきます。

看過できない機能性表示食品

つづいても紅麹による健康被害で急浮上してきた表示に関する問題です。【がんばれ! 消費者委員会】の本号タイトルは「食品表示基準の一部改正(機能性表示食品)について」。同制度の見直しなどに関する議論と対応を紹介した最新情報になります。
同委員会は、サプリメント食品の安全性や、消費者保護に関する体制が不十分であるとの認識を示したうえで、①健康被害情報の収集・活用、有効性・安全性の実効性の確保②表示・広告規制の強化③消費者への情報提供および注意喚起④消費者保護の取り組みを規律する法制度や組織の明確化について意見表明を行っています。
                            〈つづく〉
『消費者情報』Web版編集室 
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