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「コミュニケーション・ストレス 男女のミゾを科学する」読みました。

アラフォーバツイチのさくらです。

先日、コメントでオススメ頂いた本を読んでます。

論理型で結果を重視するスタイル(男性に多い)と
感情型で過程を重視するスタイル(女性に多い)の
違いにより生まれるコミュニケーション・ストレスの実態を掘り下げ、解決策を模索する内容で、

私が特に面白いと思ったのが、夫婦のこんな会話。

ある日、帰宅すると妻が見慣れないスカートを履いていました。

夫「そのスカートいつ買ったの?」

妻「安かったのよ。」

夫は値段のことなんて聞いてないのに話が通じないと辟易し、妻は責められたように感じ気分が悪い。

夫は「可愛いスカートで似合ってるな。」と思ったかもしれないし、夫婦のコミュニケーションとして話しかけただけかもしれない。

迂闊に「始めて見るスカートだね。良いね。」と言って、妻に「この前のデートでも履いていたじゃない!貴方ったら全然見ていないのね。」と墓穴を掘っちゃいけないから、いつ買ったのか確認しておこうと思ったのかもしれない。

しかし、

妻は「(俺に相談もなしに)いつ買ったのか。」と追求されたと感じたため、「(俺に相談なしに買ったとしても問題ないくらい)安かったのよ。」と答えた。

こう解明してみると、全く噛み合ってない会話に見えていたものが、なるほどと納得してしまう。

夫は聞いた質問に妻が答えず、意味不明な答えが返ってくることにストレスを感じ、妻と話しても理屈が通じずつまらないと感じるだろう。

この話を彼氏のタカシさんにしたところ、

驚愕の返答が。

タカシ「それでも夫婦って上手くいくから不思議だよねー。」

私「いやいやいや。こうして男女の会話はすれ違い、ストレスとなって不仲に繋がるから問題だって話しでしょ?」

タカシ「?噛み合ってなくても良いってことじゃないんだ?」

タカシさんのこういう発想がホンマに無理でして…

なんで理解してくれないんだろう?と考察したんですが、

未解決の問題があるから本が書かれている

って前提がタカシさんの脳ミソにないからだと思いました。

心理学関連書籍でもビジネス書でも、未解決で、みんなが困ってて、関心があることを本にするでしょ。

「ま、何か男女・夫婦ですれ違ってるけど、別に問題ないから構わんよねー」って事柄なら、だれも掘り下げて出版しないし、だれも買わないでしょ?
が、タカシさんにはピンとこないんだ…

これはもう恋人と建設的な会話をするのは、タカシさんと付き合う以上、諦めねばならないんだと悟りました。

  • 週末、このお店を予約しよう

  • お刺身来るから次は日本酒を注文しよう

  • 明日は何時に仕事終わるの?

そういう具体的で小学生でも分かることしか話せない。

最近、結婚相談所のカウンセラー兼インフルエンサーの勝倉さんが、「男女の学歴差があると、結婚生活の維持は難しい」という記事を上げていて、

例えば早慶上智なら、相手は旧帝大国立や、せめてMARCHか関関同立以上じゃないと会話を円滑にすることが厳しい。偏差値的に3以内の差が、コミュニケーション・ストレスが少ないそう。

私の出身大学学部の偏差値は65~67
タカシさんの出身高校を調べたら41でした。

えー私とタカシさんやったら、全然、無理やん。。

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