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インドの伝統楽器「シタール」って? 購入できるオンラインショップも紹介

「シタール」という楽器をご存じでしょうか?北インドを代表する古典音楽の弦楽器です。
インドといえばカレーのイメージが強いと思いますが、世界遺産が多く、独特な文化のある魅力的な国です。
なかでも伝統楽器のシタールが奏でる音は、エキゾチックでうっとりするほど美しく、心を奪われます。
ちなみに私はその音色や北インドの音楽に魅せられて、シタールを購入し、弾き始めた一人です。
そこで、今回は伝統楽器シタールの魅力と、その楽器を弾いてみたい人に向けて、オンラインで購入できるサイトを紹介します。

シタールの魅力は「異国情緒」あふれる音色 

シタールという楽器を知らなくても、音楽は聴いたことはあるという人は多いのではないのでしょうか。
「一体どこで?」と思いますが、それはインドカレーのお店です。
店内用BGMでいろいろなインドの民族音楽が流れていますが、シタールは「ミョーン」と弦を弾く音が独特で分かりやすい音をしています。
その音色は美しく、とても神秘的で瞑想するときにもむいているのでヨガ教室のBGMでも多く使用されています。
あまり馴染みがない楽器でも、店内BGMで流れていると自然と「異国の情景」が目に浮かぶ。
そんな魅力のある楽器がシタールなのです。
シタールは、もともと楽譜がありません。人から人へと口伝に学ぶ楽器で、そこは他の楽器とは異なる特徴的なところ。その存在感は周囲を圧倒させる雰囲気を放っています。


映画『ダージリン急行』にて出合ったシタール

なぜ、私がシタールの虜になったのか。きっかけは、一本の映画から始まりました。
その映画は、ウィス・アンダーソン監督の『ダージリン急行』という作品で劇中音楽にシタールが使用されていました。
この映画は、父親の死をきっかけに疎遠になっていた3兄弟がインドを旅して家族の絆を取り戻すロードムービーです。家族がテーマですが、映画のなかでインドの風景や文化、人々の日常がさまざまな視点で魅力的に映し出されています。
なかでも、印象的だったのはシタールが奏でる音楽でした。
冒頭から流れるシタールの音は、まさにインドそのもの。
神秘的な音色は、聴いている人を遠い異国の地にいざない楽しませてくれます。


シタールが購入できるおすすめの民族楽器オンラインショップ3選

「シタールを弾いてみたいけど、どこで購入したらいいの? 」と迷ったら、以下を参考にしてください。民族楽器は、インドで仕入れてからの発送が多いので、届くのに時間がかかることがあります。気長に待つぐらいの気持ちで購入することをおすすめします。
また、初めての購入だと、なにを買えばいいのかわからずに迷うことがあると思います。
そんなときは、TIRAKITAのシタールセットがおすすめです。シタール本体と交換弦、ケース、チューニングの説明書がセットになっているので届いたらすぐに始めることができます。
私も、シタールセットを購入して自己流の演奏を楽しんでいます。
以下はシタールが購入できるおすすめベスト3の民族楽器ショップです。
ぜひチェックしてみてください。

1  TIRAKITA
インド、アジア雑貨の通販で有名なオンラインショップ。民族楽器はもちろん、民族衣装や食品、日用雑貨まで販売しています。社員の人たちがアジアの現地まで行き生産者と直接交渉してリーズナブルな価格で提供をできるように努めているので信頼できます。

2 民族楽器コイズミ
シタールだけではなく、南米やイギリスなどの民族楽器を販売しているオンラインショップ。中古楽器も販売しているので、運が良ければリーズナブルな価格で購入できるかもしれません。修理やメンテナンスも受け付けていて職人が修復をしてくれるので、安心できます。

3 ヤフオク!
Yahoo!Japanが運営するオークションサイト。オークションなので出品者によって価格の差があります。低価格で購入できることもあるので、気になる場合はチェックしましょう。


耳で楽しむ異国の地シタール

遥か遠い異国の地の雰囲気を耳で味わい、楽しませてくれるシタール。その音は、エキゾチックで美しく神秘に包まれています。
身近な楽器ではありませんが、だれもが一度は聴いたことがある音色。
インドカレーのお店やヨガスタジオ、映画など私たちの身近なところに、インドの音楽は存在しているのです。
ぜひ、シタールの奏でる音楽でインドの雰囲気を楽しみましょう。
また、聴いてみて奏でたくなった方は、好きなときに弾けるので、購入してみるのもおすすめですよ。

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