舞台で弾くこと
音楽教室のピアノの発表会でした。
たくさんの生徒さんが、この日のために練習して、ステージで一生懸命発表しました。
ステージの真ん中にどーんと置かれたグランドピアノと対峙するあの瞬間のドキドキ。
もう飽きるほど弾いた曲なのに、思ってもないところで指がもつれるようなもどかしさと、乗り越えて最後まで弾ききった時の安堵と。
日々練習を積んでステージに挑戦し、精一杯演奏した人だけがスポットライトの中で聴衆の喝采を浴びることができます。
弾き終えて拍手を受け、ステージから戻ってくる生徒さんの満足感に溢れた笑顔が大好きです😊✨
ただ、頑張った分だけうまくいくとは限らないのが、ステージの恐ろしいところでもあり。
発表会直前のレッスンでは完璧だったのに、発揮できなくて泣いてしまう生徒さんもいました。
でも、泣いてしまうほど悔しかったということは、そこまでとても頑張ったということですよね。
ちょっと間違えたり止まったり、そんなことも人生の中では些細なことかもしれないけど、その時はものすごく落ち込んだりつらい気持ちになったりもして。
淡々と日々過ごしているだけでは味わえない、ものすごい気持ちの揺れを体験すること、そしてそれを成長の糧とすることのできるお子さんは、なかなかに得難い大きな宝物を手に入れることができます。
好きなだけ泣いたら、気持ちを切り替えてまた練習して、来年もステージで素敵な音を響かせて欲しいと願っています😊
本当によく頑張りました!!
今日は、全員はなまる!!😊✨
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