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メンヘラについて考える

 10月に入って忙しいのが落ち着いてきたため、夏の間の繁忙期、なぜあんなにメンヘラだったのか考えてみることにする。

 ①仕事が忙しすぎた

 人生でこんなに働いたことがないというほどに働いた。8月は夏季休暇があるから、1ヶ月の実働日数が少ない。にも関わらず残業時間が80時間を超えた。日に4〜5時間以上働かないと叩き出せない数字だ。
 かつて複数人でやっていた仕事を私ひとりでやっているのだから、当然と言えば当然である。
 私ひとりを犠牲にしても何とも思わないのが今の職場である。

 ②病後だった

 3年ほど精神安定剤を飲んでいたのを、今年の4月にやめた。もちろん主治医と相談の上。
 服薬をやめる前後はものすごく調子がよかったのだ。それ自体が今思えばどう考えても躁の症状だったのだけど。
 その揺り戻しで夏の間の3ヶ月は本当にメンタルが不安定だった。
 楽しくて浮かれていたのはせいぜい連休明けまでで、6月から9月の終わりまで、怒っては泣き、怒っては泣き、怒りで眠れずしゃべり続ける夜があれば、泣かずにはいられなくて眠れない夜もあった。
 あれほどの孤独を味わったのは、病中何もできずに震えていた時期以来かもしれない。つまり3年ぶりとなる。
 あのころは文字通りの孤独。今は社会生活を営んでいるのに、人との関わりがないわけじゃないのに孤独だった。
 だれにも気持ちをわかられないのがつらく、そりゃわかるはずないのがふつうなのに、この世の理不尽を一身に受けているようで耐えがたかった。

 今冷静な頭で振り返ると、病後も病中に負けず劣らずヒドイ状態だったと思う。よく気持ちが安定するまで頑張ったと自分をほめてやりたい。

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