落ち着けメンヘラ
春にうつ病の薬をやめて、もう治った気でいたんだけど、全然ちがったなって。むしろ本当にここ最近でやっと落ち着いてきたなって感じ。
薬やめてからが本番みたいなとこあったな。あくまで私の場合だけど。薬物療法(3年)→認知療法(半年〜現在)。
30超えても終わらなかった思春期がようやく終わりそう。自意識にとらわれて、自分以外の価値観を認められなくて、そのくせ自分はだれかに認めてほしくて。
自覚はなくても、基本的にはずっとそうだった。原因は、持って生まれた社不の精神と、親との相性の悪さだろう。
基本的に非常にネガティブであるし、自分で自分を認められないのは、親から否定され続けたから。
刷り込まれた無価値感、これを払拭するのには難儀した。
今でも調子が悪くなればカンタンに自分で自分を傷つけ始める。何も自傷行為というのは、体を傷つけるだけの行為をそう呼ぶのではない。強烈な自己否定の意識により、自分がグズなのが悪いと思い始めるや否や、もう止まらない。
そもそもメンタルの健全な人は、自分で自分を傷つけたりはしない。何もかもすべて自分が悪いのが原因だ、なんて思ったりしない。そういうふうに、自然と自分を守れる。
ただ、自己肯定感が低いまま育ち上がってきた人間が、自分で自分を認めることは、何より一番難しいのではないだろうか。
他者から認められた経験があるから、自分は大事な人間だと自然と思えて(そもそもその自覚すらない気がするが)、自分で自分を守ろうとするのではないだろうか。
私には未だにこれが難しい。心の奥底には、ずっとだれかから認められたい自分がいる。
自分で自分を認められないから、他人に認めてほしくてたまらないのだ。こんなの一生苦しいに決まってる。
子どものころに満たされなかったものって、大人になっても消えてなくなってはくれない。それがどんなにひどいことだと泣こうがわめこうが、怒ろうが、そのままだ。
だからもう、手に入らなかったものに執着するのをやめようと思った。未だに頻繁にとらわれるけど、諦めるしかないのだ。そうしなければ、苦しいのは自分だから。
自分で自分を育て直すしかない。きちんと親から愛されて、自己肯定感高く生きてる人間が、ハラが立つほどうらやましい、そう思っても、私は私を自分自身で認めて、生きて行くしかない。
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