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社不と仕事

 今年の春から冬に至るまで9ヶ月間、メンヘラはがむしゃらに働いたともさ。こんなに働いたことは人生で一度もなかった。むしろなくていいと思う。だって、いいように使われてただけだから。

 まず、社不である上にメンヘラになってしまった自分が、プライベートの恋愛で苦しめられながらも、これだけの激務に食らいついてここまで頑張ったのは、とてもえらかったぞ、ほめてつかわす。

 しかし、明日からは、自分の身を守る方向にシフトしてもよいのではないか?と気づいてしまった。
 こんなにギリギリまで心身をすり減らして、一生懸命になる必要なんかないのだ。そんなことをしたって、ここでも都合のいい女として扱われるだけなのだから。

 仕事だから、そう思ってバカまじめに取り組むのがふつうだったんだ、私の中で。でも違う。そうじゃない。そこまでする必要なんてない。
 周りのやつらは、大した仕事もせず、決まりきった日々の中で楽しげに笑う余裕まである上に、月収30〜40万、家族を養えるだけの給料をもらっているのに対し、私の月収は20万にも届かない。
 朝から晩まで、時には昼休みすらとれないほどに、クタクタになるまで働いても、夜22時を過ぎるまで残業をしても、自分ひとりがギリギリ暮らせる程度の額しか支払われないのは、あまりにも理不尽が過ぎるんじゃありませんこと?

 アホらしい。
 私が会社を辞めないのも、転職しないのも、ただ単に自分にとって適切なタイミングじゃないからだ!
 私が辞めることでどんなに苦労しようとも、それは今まで散々、何でも全部私にやらせてきた天誅だと思いなさいね。

 明日からはマジで、業務効率化、メンタル平穏を第一に過ごし、定時退勤を目指します。
 誰かや何かのための人生じゃない、私は私にとって都合よく生きてやるよ。

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