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【♯99】わたしの”独立記念日”
一年前のまさに今日、会社員としての最終出社日だった。
まだ一年しか経っていなかったのか…!という気持ち。
何となく過ぎ去った日々ではなく、行動はもちろんそこから心境的にも変化を実感できることが多かったので、2年前くらいのような感覚でいたので、驚いた。
もちろん、会社員だった時に享受していたものが本当に沢山あったんだな…と痛感することも多かった。
・年に2回の賞与(近づくと浮かれる気持ち含む)
・税金や社会的信用など会社員であることの待遇
・年末調整など事務的なサポート
・駅近で仕事をすることに特化した設備と環境使い放題
・とにかくあらゆる経費となるものは全て会社負担
・尊敬する同僚、上司
…
小さいところから大きなところまで挙げたらキリがないが、
上記を加味しても私にとってはいまの環境を選びたい。
そもそも退職しようと思ったのはシンプルに、
『やりたいと思っていることがあるのに、それに時間を使うことが少ないということへの違和感』
だった。
いろんな待遇や安心を頂く代償として自分の時間を差し出しているのだとしたら、思いっきり時間を自分が価値があると思うものに使ってみたい!と。
もちろん、個人事業主になるということは何かあった時に守ったり保障してくれるものがなくなって常に不安がつきまとってしまうのではないかという懸念がなかったわけではない。
(私はポジティブでえいや!で決めてしまうところがあるけれど、夫のおかげで色々冷静に考えることが出来ていました…)
でも実際1年経ってみて思ったのは、「私が思いつく不安なんか、すでに誰かが解決策を考えているし、色々な手段や選択肢が用意されていた。」ということ。
3年前の今頃は、本当に自分が個人事業主として歩んでいくということすら現実的に全く考えていなかった。
元々は、自然な流れに従って、大学卒業→就職→配属…と新卒で入社した会社でいわゆる配属ガチャにあっても全て受け入れてきた。
拒否する、対立してまで自分の主張を押し切るということはしてこなかった。
というのもそもそも自分の主張というものが特になかったからだ。
1社目で自分の未熟さゆえ、結局自分の本心は見えぬままそのまま”流れ”にのってしまう恐怖と、当時「人材に関わりたい」という唯一の強い想いと縁を信じて転職を決断した。
そこではじめて「自然の流れの終わりではなく、自ら終えるという判断」をした。
2社目は社風があうか…という心配はあったが、結果個人事業主として今に至る会社員として最後に所属するところとなった。
前職の職場は、
人に興味関心がある人たちばかりだった。
お客様に対峙するそれぞれの信念があった。
担当顧客がいて、裁量は全て自分だから同僚がどうこういう影響を自分の仕事について影響するものではないので、社内での人間関係で悩んだことはほぼなかった。
とても恵まれていたのだが、そんな環境が逆に私を戸惑わせることになる。はじめての営業職、私は目標を達成することが使命だと思い込んでいたからだ。
だから、結果をだしても上司と面談の度に「〇〇はどうしたいのか」の問われることに対して焦りを感じた。
会社の期待に沿ったものを考えていても、周囲の優秀な人のように飛び抜けられない。
いかに自分が周りに合わせてきたかを痛感するのである。
これが会社という枠を超えて「自分は何をしたいのか」を考えるきっかけになったのだ。
自分の存在意義を会社に見出すか、社会に見出すか。
退職の日にみた光景を思い出す…。
改めて、今日からまた私の”独立記念日”として前に進んでいこうと思う!
そして明日はnote連続投稿を開始してからの100日目!
良いタイミングなので、明日この100日間も振返りたい。
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