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【♯23】"新年度だから"という理由で始めない方がいい

本屋さんの店内を歩いていると「さあ新年度!新しいことを始めよう!」という雑誌の表紙の文字が目に入った。
過去の私は全く違和感に感じなったしむしろそういった言葉をみてモチベーションがあがったりしていたので、そういう記事をみるのが好きだった。

でもこれまでの私自身の過去の苦い経験と、今やりたいことを気合いをいれなくても継続出来ている状況を振返ってみると、新年度とかお正月とかそういう『特別感』にかこつけて何かを始めるのはあまりお勧めしない。
”良さそうなタイミング”ばかりを気にしていると、それがないとスイッチが入らない身体になってしまうからだ。

私はタイミング大好きマンだった。
何かの節目の前にやりたいけど出来ていないことを書きだし、それに取り組んでいる未来の自分を想像してわくわくしていた。
でも節目というのは周囲の色んな変化も多かったりするので、結局取り組めなかったりやっても続かなかったり、当初の心機一転のモチベーションはどこへやら。
次の節目のタイミングがくると、また気合いを入れ直すのだけれど、リスタートボタンを何回も押している感じ。
もちろんゲームみたいにまたその時点からやり直せているのではなく、時間は確実に進んでいる。

もちろん節目とか区切りをつけるというのは何かを始めるのは絶好の機会だとは思う。
既に今、新年度から何かを始めた人がいれば、試しになんでもない日常でもまだ取り組めていないやりたいことをさりげなく始めてみよう。
”良さそうなタイミング”でなくてもいつでも行動を起こすことがデフォルト設定なのだと脳に気づかせてあげよう。
敢えて何かのタイミングを狙って”記念”にしたいのなら別だが、その行動によって前に進んでいきたいならば『特別』にする必要はない。

特別なことはもっと特別なことにとっておこう。




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