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禁煙 タバコをやめれば最強になれる

こんにちは。今回は禁煙について書いていきたいと思います。私はタバコをやめて4年が経ちます。
それで私が感じたことをまとめていきます。

私の喫煙歴。

 さて、私の喫煙歴ですが、学生時代の悪友のおかげで14歳で初めてタバコを吸いました。そのとかは「なんだこれ?気持ち悪い!こんなもの大人は吸っているのか」と思ったことを覚えています。
それ以来タバコは吸わなかったのですが16歳の頃から日常的に吸うようになり30歳まで吸っていたので喫煙歴は14年間といったところです。
今では学生の頃からタバコなんか吸って格好悪いと思いますが当時は両親も喫煙者で世間もメディアもタバコに対して寛容だったためタバコに悪い印象がそこまでありませんでした。
というよりカッコいいと思っていました。笑
そこから禁煙直前まで私はタバコ大好きマンで1日の本数はだいたい20本。一日一箱のペースで吸っていました。正直タバコは一生吸い続けると思っていましたし、妻にもそう断言していました。タバコが好きすぎて紙タバコをメインにサブ機でアイコス、自宅にはプルームテックとグローもありもはやタバコ研究員と化していました。


タバコをやめようと思ったきっかけ

しかし、そんな私もタバコをやめようと思いました。
理由は本当にシンプルで単純にタバコを吸っていることが格好悪いと考えが変わったからです。
先程も書いたように私の吸うきっかけはタバコを吸うことがカッコいいと思ったからでその考え方から真逆に変わったんですね。
なぜ変わったかというとそれは時代の流れです。
昔はファミレスでも居酒屋でも外でもほぼ自由に喫煙できましたし、カッコいい印象がありました。ですが近年喫煙所の数も減り飲食店では外まで吸いに行かなければなりません。ショッピングモールなんかでは狭い空間にギュウギュウに人が入ってセコセコとタバコを吸わなければなりません。健康被害も警鐘され喫煙者にとって肩身の狭い世の中になっていきました。
そこでタバコを吸っている自分を顧みると妻と出掛けても喫煙所を無意識に探しながら歩いていることに気がつきかなりタバコにとらわれた生活をしていると感じました。そしてそれが惨めでカッコ悪いと思うようになり禁煙を決意しました。


タバコをやめるメリット

1.お金がたまる
まずタバコをやめて感じるメリットはお金が減らないことです。
私がやめた頃はもう少し安かったですが現在銘柄にもよりますが一箱600円ほどします。
600円×365日=219000円
私の場合1日一箱吸っていたので一年間で21万9000円の節約になります。
コンビニで買うとタバコだけでなくコーヒーも一緒に買ったりタバコ代だけで収まりません。
冷静に考えて大きな節約です。

2.時間が増える
一本吸うのに約5分として一日一箱の場合120分一日でタバコにかけてることになります。
約2時間もの間タバコに拘束されていると思うともったいないですよね。
単純に行動量が増えるのでメリットしかありません。

3.肌が明るく健康になる
タバコを吸っているとビタミンCを多く消費しますので肌がくすみます。私の場合は元々色白で目の下に若干クマができていました。タバコをやめることで肌の色がワントーン上がりクマも消えて確実に若返りました。

4.呼吸が楽になる
今まで少し走ったり階段を登っただけで息が切れていたのがマシになります。運動習慣をつけるだけでそれがみるみる改善していきます。
タバコを吸っていると運動自体が億劫になりますがタバコをやめるとさまざまな意欲が湧いてきます。

5.嫌な体臭が消える
私はタバコをやめて足の臭いが消えました。
20代前半のころは気にならなかったのですが後半になるにつれて足が臭くなってきてお風呂に入ってもしばらくすると臭ってくる状態でした。ですがタバコをやめて一か月ほどで全く臭くなくなりました。仕事終わりに鼻を足の裏にくっつけて嗅いでみてもほとんど匂わないくなり自分でもびっくりしたことを覚えています。今でも足はまったく臭くありません。

6.喫煙所探しから解放される
昔の私は外出のときは常に喫煙所を探していてテーマパークに行ってもショッピングモールに行ってもどこにいってもどこに喫煙所があるか無意識に確認していました。
私はこの状態のことをタバコゾンビと呼んでいてタバコを吸うためにあちこちウロウロ無駄な動きをしなければなりません。
めちゃくちゃカッコ悪いですよね。
タバコをやめればタバコゾンビから解放されるのです。

7.周りの人も幸せになる
ご飯を食べたあとに「ごめんちょっと一本吸ってくるわ」といつも妻や友人を待たせていましたがそれがなくなります。副流煙による受動喫煙を防ぐことで家族への健康被害もなくなります。周りの人の時間と健康も奪っているんですね。
そしてタバコをやめて今思うのは私の一服を嫌な顔もせず私に合わせてくれていたんだなと周り人に感謝しています。

8.気持ちが前向きになる
喫煙はストレスを増加させ鬱病や不安障害など精神疾患に罹るリスクを高めます。
禁煙することで好転反応で3ヶ月ほど気分は落ち込みますが次第に前向きな気持ちに切り替わっていきます。
タバコに左右されない人生が待っていますよ。


タバコをやめる具体的な方法

タバコは百害あって一利なしとよくいいます。頭ではわかっていてもなかなか簡単にやめられるものではありません。
私は辛すぎて本当に涙が出てくるほどでした。しかし今はまったく吸いたいと思いませんし周りで吸われても自分も吸いたいと思わなくなるほどタバコと縁を切れた状態になっています。
タバコ依存には必ず終わりがあるので諦めずに継続することが成功のカギだと思います。

1.タバコのメカニズムを理解する
まずタバコがなぜ吸いたくなるのかを知識として入れてください。
まずタバコの煙を肺から体内に取り入れると脳内のアセチルコリン受容体というものに結合します。そこから快楽物質であるドーパミンを放出し副次的にセロトニンも分泌されタバコを吸った時のあの気持ちいい感覚が味わえます。
問題なのはニコチン依存は神経伝達をニコチンに委ねてしまい気分の調整やさまざまなことを自力で出来なくなります。
しかし禁煙すればその状態は改善され正常な体へと戻っていきます。
タバコのメカニズムを理解しあなたの理性で乗り越えるのです。

2.ニコレットを活用する
普通にニコレットは正しく使えば禁煙補助剤として優秀です。ニコレットには少量のニコチンが含まれており段階的にニコチン摂取量を減らし禁煙を成功させる効果があります。
身体依存は改善されませんが習慣依存を改善させることができます。

3.タバコの印象を自分の中で最悪にする
とにかくタバコの印象を最悪にしてください。少しでも、カッコいい、タバコを吸うとリラックスできる、気分転換になる、おいしい、なんて思っていると禁煙できません。
ダサい、不味い、カッコ悪い、タバコが焦燥感の原因であり脳が薬物依存している、金と時間の無駄と自分に刷り込んでください。
少しでも良い印象を持っていると吸いたい衝動に勝てなくなります。

4.禁煙成功をフェーズ化
禁煙成功への道を段階的に分けて考えてください。
一番辛いのは最初の二週間でそれを過ぎれば猛烈に吸いたい衝動は徐々に薄れていきます。
完全に吸いたいと思わなくなるまで一年ほどかかることを覚悟しましょう。そしてある日突然吸いたい衝動が消えてなくなるなんてことは起きません。だんだん、徐々に、ゆっくり、一日一日過ぎるごとに吸いたい衝動が薄くなっていきます。
「まだ全然タバコ吸いたいけど一ヶ月前と比べるとマシになったな」という感覚です。
そうして個人差はありますが一年以上の期間で全く吸いたいと思わなくなります。
ちなみに私は約一年半ほどで吸いたい衝動がまったくこなくなり達成できたと自覚しています。
•猛烈に吸いたい2週間
•タバコのことしか考えられない2ヶ月
•気が緩むとタバコを思い出す6ヶ月
•ふとした瞬間すいたくなる1年
そして禁煙成功へ。

5.禁煙外来にいく
私は禁煙外来には行かずに禁煙に成功しました。
禁煙外来を体験してないのでここに体験記を書くことはできませんが事実禁煙外来に行って成功された方もたくさんいるはずです。
もしかすると苦しまずに禁煙を成功させることができるかもしれませんのでいってみてはどうでしょう。
禁煙外来に半年通った同僚は現在、喫煙者に戻っています。
私は成功するか否かは本人の在り方にあると考えていて、吸うか吸わないかは結局自分次第で禁煙外来はあくまで手段です。
禁煙外来にいけばやめられると思うのではなく、やめたいから禁煙外来のチカラを借りるという考え方が正しいと思います。

6.一本だけは必ず失敗に終わる
たまに飲み会の時だけもらう人や急に一本ちょうだいと言って他人からタバコをもらう人いませんか?そういう人は遅かれ早かれ喫煙者に戻っていきます。
タバコのメカニズムを理解していただくと分かる通り一本吸うとまた一からあの地獄の吸いたい衝動が再スタートします。
一度タバコを知った脳はたちまちタバコを思い出してタバコ脳を構築してしまいます。
何度も書きますが禁煙には絶対に終わりがあります。その「一本だけ」はあなたの頑張った数ヶ月を一瞬にして壊してしまうので絶対にやめましょう。


おわりに

いかがでしたでしょうか。
私は本当にタバコをやめてよかったと思っていてより豊かな人生を送れていると実感しています。
タバコの依存性は薬物の中でもトップクラスで地獄の苦しみを味わったと思っています。
本当に苦しくて辛かったのでもう二度とタバコに手を出すことはないでしょう。
私のやめ方は根性で乗り切る方法に近いと思いますがタバコのメカニズムを知ることや段階に分けて考えることで気持ちのあり方をコントロールしやすくするものです。
こんな私の体験記ですが少しでもみなさんの役に立てれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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