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Virtual Insanity / Jamiroquai を翻訳してみた。世界が目指すものへのアンチテーゼ。

まずは聴いてみましょう。歌っているのはキムさん。


what we're living in, let me tell

And it's a wonder man can eat at all
When things are big that should be small
Who can tell what magic spells we'll be doing for us
And I'm giving all my love to this world Only to be told
I can't see, I can't breathe No more will we be
And nothing's gonna change the way we live
'Cause we can always take but never give
And now that things are changing for the worse
See, whoa, it's a crazy world we're living in
And I just can't see that half of us immersed in sin
Is all we have to give these

Futures made of virtual insanity now
Always seem to be governed by this love we have for
Useless, twisting, of our new technology
Oh now there is no sound, for we all live underground

この世界について言わせてほしい
マジで不思議なんだよね、食えるやつがいるんだよ、本来は小さいはずのものなのに大きくされてるやつを
どんな技術が使われてるのかわかんないから、おれは強制されない限り絶対食べない
理解できないし、息苦しいよね。マジやってらんないわ
この世界はこのまま突き進むぜ、俺たちは奪うことばかりで決して妥協しないから
マジかなりヤバい状況になってるよね。ほんとに狂ってるぜこの世界
まともな奴らがゴミ連中に従わざるを得ないなんて完全に終わってる
これまでも、意味のない歪んだ新しい科学技術を追い求めることで、この狂った幻想の世界が作られてきた
そして結局、音のない、地下室のような世界になってしまった

訳:Global Soldier Kim 
※ as for translation, all rights reserved 

お聴きいただけましたか?
歌っているのは私です(笑)。歌詞を理解していただきたくて少しゆっくり歌いました。注目してほしいのは歌詞なんです。重要なのは歌詞です。

訳は極力意訳を避け、かつ、意味が理解されやすいようにしたつもりです。 この歌は科学技術とくに遺伝子組み換え技術に対する批判だと思います。
そのことがストレートに歌詞に綴られているので、意訳をすると意味がぼやけてしまう。 子供の色を選べるなんて普通じゃない、なんて下りもあります。 今、まさにこの曲が必要とされている時だと思います。だからこそ原曲は二億回再生。 皆さんも一緒に歌いましょう。そして、、、意味を深く理解してほしいです。


この記事をみてください。
virtual insanity の歌詞の中に「マジで不思議なんだよね、食えるやつがいるんだよ、本来は小さいはずのものなのに大きくされてるやつを」というくだりがあります。まさにこの歌詞で指摘されているような事態が今の日本で起きています。
これ、人工的に巨大化された真鯛が流通しているという記事なんです。

それからこの記事をみてください。
ゲノム編集真鯛の流通に先立ち、読売新聞さんが社説に正論を掲載しています。

一部を抜粋します。

既存の遺伝子組み換えでは、遺伝情報が書かれた設計図を狙い通り改変するのが難しかった。これに対して、ゲノム編集は、精度良く改変できるのが特徴だ。
 審査を不要とする理由は、ゲノム編集による遺伝子の改変は、自然界などで起きる遺伝子変異を利用する従来の品種改良と、理屈上は同じだからだという。
 ただし、ゲノム編集でも誤った遺伝子改変は起き得る。こうした結果、食品に適さない物質を作り出すリスクは皆無ではない。

つまり、通常やっていた安全性審査をすっ飛ばしたのです。
コロナで日本が混乱する中、でこんなことがおきていましたよ。
コロナウイルスやワクチンの意図を、陰謀論者はビルゲイツやジョージソロスなどDSという勢力の人口削減計画なんて言ったりしてますね。
私も、最近これを信じ始めている自分がいますが’(まだ信じ切れてはいない)、もっと身近なところで、ようするに、遺伝子組み換え・遺伝子編集時代の本格的な幕開けを、このワクチンを利用して行ったのではないでしょうか?つまり、遺伝子編集に寛容な社会体制を作ろうとしたのではないでしょうか?

もちろん、これは勝手な推測ですが、でも、現在の社会がこの遺伝子編集・組み換えを許容する流れにはものすごい違和感を感じます。だって、20年前、遺伝子組み換え大豆であれだけメディアが反対報道していたんですよ?
若い方はご存じないかもしれないですが、毎日これでもかというくらい反対報道がされていました。

遺伝子編集が簡単になったとはいえ、その害やリスクはまだ何もわかっていません。それは当時と同じです。20年前と同じで、今度どういうリスクが生じるかはまるでわかっていません。リスク評価は全く進んでいないんです。

ようするに、作って流通させないとリスク評価はできないんですよ。
これ、、、、何かと同じですよね?
コロナ、、、、ワクチン。そうです。ワクチンとなじですよね?
記事の趣旨はワクチンではありませんので、ワクチンの話はここで終わります。


人間の長い歴史のお話をちょっとだけさせてください。

内在性レトロウイルスの分類を示す系統樹

人間はレトロウイスルと共に進化してきました。
レトロウイルスというのはRNAウイルスでも同じです。※大雑把な話をしています。
つまり、変異しやすいウイルスです。

そもそもRNAという核酸は生命体ならどんな生命体でももっています。RNAはDNAをひな形として合成される核酸です。DNAは基本変異しませんが、RNAはとても不安定で変異します。この変異なのですが、なんで変異するねん?って思いませんか?

人間は進化してきましたよね?地球が出来た当時はなんかよくわからないとても小さなウイルス?生命体?だった。
過去、人類の祖はレトロウイルスを自らに取り込んで外環境に適応してきたと考えられています。外の環境に適応するためにレトロウイルスを自分にとりこんできたんです。そして、いつしか人間の遺伝子配列がウイルスそっくりになってしまった。これを内在性レトロウイルスといいます。ウイルスではないのでご注意ください。

生命誕生の初期、レトロウイルス自体を取り込んで外環境に適応しようとしました。それが長い時間をかけて今の人間の細胞の塩基配列それ自体となったのです。
その後、この配列である不安定なRNAは変異しながら外環境に適応してゆくことになります。
なので、この場合の変異って意味は進化とほぼ同義です。
つまり、細胞レベルで、今も、ウイルスや人間はRNAを介して外環境を取り込んだり(外在性を獲得)しながら環境適応しているのです。
よいですか?RNAは環境適用するためのまさにその装置なんです。

違う言葉で言います。
この外環境とRNAを介した微妙な均衡関係、それ自体を生態系・エコロジーと言います。えっと、人間のRNAではなくて、すべての生命体にはRNAがあるので、すべての生命体がRNAを介して無機的な環境上に相互に巨大な関係性を築いていているその関係性をエコロジーと言います。
ややこしいですが、無機的な環境と有機的な関係ぜーんぶひっくるめて言います。
生態系というのは関係性それ自体を言っています。
ちなみにビオトープという言葉も有名ですが、同じように特定地域の環境内部因子の関係性それ自体を言っていますが、生態系よりはある特定の小さな範囲を指して言われます。
環境というのは人間の外側にあるありとあらゆるもの、という意味です。
その環境をRNAが感じて、知って、理解して、適応したり、取り込んだりするのです。こうして人間や今ある環境は出来上がりました。長い時間をかけて。

長い時間をかけて・・・・。

これが凄く重要です。つまり、時間がかかったのです。
ゲノムの編集と、時間との関係は重要です。
遺伝子組み換え・遺伝子編集に肯定的な学者さんは、この時間軸が理解できていません。もしくは、分かっていて考えないようにしています。
日本の学者さん、、、、ダイジョウブデスカ?

日本に初めて生態系の概念を紹介した南方熊楠先生。いま、生きていらっしゃったなら、真鯛を巨大化させているような学者に何と言ったでしょうか?


この巨大化真鯛、品種改良すればそのうちできたはずだ!。科学者はこういう論法なのですが、じゃあ、品種改良だと何年かかりましたか?と問うてください。かりに、改良が可能であったとして、それにかかる膨大な時間はこの真鯛だけでなく、外環境の変化とパラレルに同時に、進んでいくわけです。
つまり、いろんなものが同時になじんでゆくわけですね。
うーん、説明が難しい。このくだりはちょっと置かせてください。酔ってない時にちゃんと書きます。
ようするに、時間の経過とともに全体が徐々に、相互に、相関として、外環境にたいし適応変化してゆくからこそ人間に特別な害が生じないわけです。
それを一部だけ、急激に早くゲノム変異させると、外環境とのRNA相関関係に著しい断絶が生じてしまうと考えられます。
そうなったとき何が起きるか?
狂牛病で何が起きたのかを参照してください。

ちょっと長くなってしまいました。
難しい話にこの記事で踏み込むつもりはありません。take it easy! もっと気楽に遺伝子編集を批判しよう!違和感を感じよう!という趣旨です。
そうです。感じてください。理屈や論理を超える術はすでにわれらの中にあります!感じましょう、みんさん!


それでは、Virtual Insanityの話に戻ります。
これ、本当に素晴らしい曲ですよね。大好きな曲です。メロディもノリノリです。
そのメロディに滅茶苦茶メッセージ性のある歌詞を載せてるのがめちゃ凄い。かっこいい!
翻訳は私独自のものです。他ではないものです。
みなさんも歌いましょう!
歌詞を覚えて、カラオケ店で歌いましょう!めちゃかっこいいです。
私思うんです。人間の体細胞の組成や免疫システムってメロディのようなものだって。人間はメロディを感じ取れる。ぐちゃぐちゃな曲って受け付けないでしょう?つまり、直感力というのはそもそも備わっていて、私たちをメロディを阻害するものから守ってくれているのではないかと、、、。わかりませんが。


私、この曲、すごく練習しました。発音が悪いのはご容赦ください。
この歌を練習する際に、YouTubeでめちゃくちゃ上手なcover曲を漁りまくりました。その際に見つけたいくつか猛烈に気に入ったcover曲をいくつか紹介してこの記事を終わりたいと思います。
ここまで読んでくださった方、ミラクルサンクス!です。


まずは野田愛実さん。とにかくめちゃ上手い。ジャミロクワイのクセのある発音を完璧に耳コピされてます。でもこの方、ジャミロクワイを超えてしまってるんですよ!この方はめちゃくちゃ努力家でもあると思います。上手い!!


次に、Andy Charlesさん。最初見たときに何者!?って思いました。独特な自己流の歌い方なのですが、それがめちゃくちゃカッコいいんです!滑るように軽やかに歌いこなしています。お勧めです。


Berenice Scottさん。この方も凄く独特な歌い方をされています。一言でいうと、心が溶かされます。曲調が緩やかでとてもペシミスティックです。過度なテクノロジーに侵された世界の絶望的で手のつくしようのない感じが凄く醸し出されていて私はとても気に入りました。人類最後の日が来るとしたら、恋人とこの曲ダンスをしながら最後の時を迎えたいです。


最後に、BE THE VOICE。大好きなユニットです。素人さんではなくプロのユニットです。え?しらない?人生損してますね。最近は海や森で歌っていて、メロディと自然との調和をテーマにされているようです。そんな彼らがVirtual Insanityを選曲するのは必然ですね。

以上です。