見出し画像

更年期障害から脱却 私のリハビリ旅行 一度は食べたかった呼子の透明なイカ

52歳頃から始まった更年期障害。
5年程様々な不調で苦しみ、やる気のない体や心を保つのが大変だった。

3年くらい前から徐々に抜け始め、ずっと行けてなかった好きな旅行に3年前から挑戦している。
だが、出雲へ行った時も、金沢へ行った時も旅先で具合が悪くなり、なかなか体力に自信が持てずにいる私。

しかし、今年は何かが違う。
気持ちが前を向いてきた。
私の体が行ってみたら〜と言っている気がして、思い切って4泊九州旅行を実行。

もしかしたら、私の勘違いかも。
思い込みかも。
前日までドキドキ💓

今回の旅行の注意事項
①水分はしっかり取る
②朝早くから行動しないのんびり旅行にする
③出雲旅行の時に選んだレンタカーの椅子で腰痛が出たので今回のレンタカーは腰に負担がかからない椅子を条件に選択する
④夫婦共に腰痛持ちなので宿泊先はベットを選ぶ
⑤新幹線やレンタカーで使用するマイ座布団を持参(新幹線とホテルで2度忘れて大慌て)
⑥行きは新幹線で座りっぱなしはきつい為、大阪と広島で途中下車して買い物を楽しむ

などなど、色々な対策を練った。

それでわかった事。
オババはお金と時間がかかる。

若い頃のようフットワークは軽くないけど、それでも旅行に行きたい。


*佐賀県呼子へ 透明なイカを食す*

『人生で一度は食べてみたいものってありますか?』

私は佐賀県の呼子の透明なイカを一度は食べてみたかった。

因みに、一度は食べたかった礼文島のウニは20代の頃に食べた。
ただし、もう33年前の話。

お昼前に呼子に到着。

出てきたイカは今までに見た事がないイカだった。

私は白いイカしか知らない。

ところが、透明で綺麗に透き通っている。

スケルトンイカ。

食べてみるとコリコリで、甘くて、とっても美味しい。

これが本来のイカか!

主人が九州へ出張した時に福岡で透明なイカを食べたと自慢していたので、私も一度食べてみたかった。

ただ、後悔しているのが、イカがどんどん白くなっていくので慌てて食べてしまった事…
もう少しゆっくり食べればよかった。
下記のイカの写真も、出てきた時はもっと透明だった。

味も素晴らしかったが、イカの美しさに惚れ惚れとしてしまった。

呼子のイカよ、なんとお美しい✨

呼子のイカ 写真を撮る前に半分食べてしまった


イカ刺しとして食べた後の足などは揚げてくれた。
それもまた美味。
余す事なく全て食べた。

私は、旅行に行ったらその土地の美味しいものを食べるようにしている。
特に素材をそのまま味わえるようなものを。
値段が高い物という意味ではない。
旅先を目で見て、頭や心で感じて、肌で感じて、舌でも味わいたい。
人によって違うが、私の場合は舌で味わった事は全身に行き渡っていく。
舌で味わった事は満足感が強いし鮮明に記憶として残る。

ただ、旅行中に毎日それを求めてしまうと疲れるので、何も考えずに食べる日もある。
以外と、そんな時に美味しいものに出会えて、考えて選んだお店より美味しかったりすると、私の勘も鈍ったなぁとガッカリする。

HSPは美味しいお店を見つけるのが上手だと本に書いてあったな。

この後、唐津焼きと伊万里焼の窯元をまわり、嬉野温泉に泊まって阿蘇へ向かった。


4泊5日の九州への旅。

旅先で具合が悪くなることもなく、無事に帰って来れた。
それが何よりも嬉しい。
行くまであんなに心配だったのに。 

思った通り少しずつ体力はもどってき戻ってきているようだ。
自信もついてきた。



更年期障害が辛くてパートも辞め、病院へ通うだけのあの引きこもり生活は何だったんだろう。
過ぎてみれば、あれも必要な事だった、なんて綺麗事にはしたくない。
そんな綺麗事で済まされる日々ではなかった。

ただ、社会のいろんな差別を知ったし、人のうわべだけの優しさも垣間見れたから、今までとは違う価値観を構築する事ができた。
この価値観は、今後の私に大きく影響していく。

人間関係も変わり、今まで仲良くしていた50年来の友人が信用できなくなった。
それには私も少し驚いている。

でも、これから人間関係はスッキリと見直していく。
惰性では付き合わない。

会いたい人に会う。
それで充分でしょ。

更年期障害で辛かった5年間で私は変わった。

でも、私は、今の価値観の私が一番好きだ。


今回九州旅行をしてみて、いつくるかわからないけど、やっぱり、成功体験は必要だなと思った。

それまで挑戦するしかないのかな。
ドキドキ💓だけど。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?