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一年ニートして転職したワイの「転職の軸」


23年4月に新卒から丸6年努めた商社を辞め、半年ほど海外を転々として暮らし、24年7月から新しい職場で働くことになりました👏

今回は意外に苦戦した就職活動についての記事です。



・転職の軸の決め方

初めに結論をお伝えします。

転職の軸は以下の視点で考えると決めやすいです。
①未来を起点に考える
②現在や過去を起点に考える

人それぞれ転職の軸の決め方はあると思うけど、僕の場合は前職を起点に考えると一番しっくりくる軸が決められました。

①未来を起点に考えるというのは将来自分がどういう働き方をしていたいのかをイメージして、それを叶える為に必要なことを転職の軸としておきます。

例:将来は部長になりたいとか、こんな業界にいたいとか、こんな仕事に携わりたい、こんな働き方をしたい、いくら稼ぎたいなど、さまざまです。

10年後の自分の人生を考えたときに、そこから逆算していきます。

現在は有形商材を取り扱っているが、将来は無形商材を扱う会社で部長職を目指したいとした場合、無形商材を取り扱うベンチャー企業へ転職してから次に本命の会社へ部長ポジションで転職を果たしたりです。

ベンチャー企業はまだ体制が整備されておらず、いい意味でも悪い意味でも幅広く経験が積め、役職もすぐに上がりやすいです。
なので無形商材の経験と営業や企画、部下の育成や教育制度の立案など本当に何でも屋ってくらいいろんなことを自分一人でやらないといけないので力がつきます。

ここを一社挟むだけでまだ見ぬ本命の会社への再転職がグッとしやすくなるわけです。

次に②現在や過去を起点に考えるというのは、転職先でも引き継ぎたい部分と転職先では改善したい部分で考えるとわかりやすい。

僕でいうと、2つ以上の組織の間に立って介在価値を発揮していた経験は楽しかったのでどんな形であれ、次も似たようなことをやりたい。

そして営業として出した結果に対して正当な評価ももらって役職もほしい。

こんな感じで考えました。

僕の場合は①未来を起点として考えることはできなかったので
②現在や過去を起点に考えた転職の軸は下記です。
(そもそも労働自体したくないダラけた人間なので未来のなりたい姿は不労所得以外に思い付きません笑)

①前職の経験が活かせて人にフルコミットできる
②年功序列ではなく、結果に対して正当な評価、役職がもらえる

①は次の会社でもやりたいこと
②は次の会社では改善したいこと

前職は商社になるんですが、商社って要は仲介業なんですよ。

簡単に言えば、
じゃがりこ作る人 と じゃがりこ売りたい人 の間に立って繋げてあげる人

みたいな感じ。

だからこの2つ以上の間に立って仲介をするという経験は活かしたかったんです。
僕の強みですしね。

そして人にフルコミットしたいというのは、前職では食べ物を扱っていたのですが、そこにあんまり情熱は持っておらず、自分の介在価値を発揮できて、両者から感謝されたときに一番やりがいを感じてました。

なので次の仕事は食べ物を扱うとかじゃなくて無形商材の人にもっとコミットしてみたかったんです。

これが1つ目の理由です。

2つ目の理由は前職が創業100年を超える大企業だったから年功序列で全く役職がもらえない。
そこでやる気一気に失せたから解決したかった。

この2つの転職の軸に沿って業界や会社を選び、今の会社に落ち着きました。


・軸が決まったら業界絞り

いよいよ業界絞りです。

興味本位で受けてた業界はありますが、
注力してた業界は以下3つ

①人材業界
②外資系
③商社
④SaaSやDXなどのIT

人材業界は介在価値発揮できる、無形商材の経験積める、人にフルコミットできる、働き方も柔軟そう
でも歩合で固定給低い、残業多い、離職率高いといった懸念もある

外資系は給料高い、働き方がホワイトそう、海外での留学経験が活かせる、響きがなんかカッコいい
でも結果出さないとすぐ首にされそう、別に語学力は俺の強みじゃないから不安

商社は前職経験フルで活かせる
でも無形商材の経験積めない、人にもフルコミットしてない、多分働き方の柔軟性はない、有形商材なら在庫を抱えるので給料低い

SaaSやDXなどのITはシンプルに需要高いし、経験しておいて何にでも活かせそうだったから

とまあこんな感じでメリットデメリットあるけどおおよそこの3つの業界が選択肢に入ってきそうと考え、片っ端から受けていくことになります。



・面接を受けて働く自分をイメージする

各業界で実際に面接を受けることでフィーリングを確認することができる。

①人材業界
→やっぱ固定給低い、労働集約型で残業になりがち
→でも働いてるイメージはつけやすい

②外資系
→外資ってだけで全く今までの経験が活かせない
→ペットフードを扱う会社とか、髭剃りメーカーとか、業務用掃除機を扱う会社とか興味なさすぎ

③商社
→やっぱり在庫抱える会社は倉庫代や廃棄代もかかるから社員に還元できず、給料低い
→シンプルにせっかく転職するのに全く同じ業界は飽きた

④SaaSやDXなどのIT
→世の中のニーズも高いし社員も結構なペースで増えていってるから早く役職もらえそう
→自社商品を売ってなんぽって営業スタイルは自分には合わない


とまあ、結構何社か受けてると見えてくるものがあるし、自分の中の解像度も上がっていく。

特に④SaaSやDXなどのITの自社商品売ってなんぽは興味ないんだなってことは面接を何社か受けてないと絶対に気付けなかった部分になる。


そうして何社も受けていくうちに、業務内容という点では人材業界が一番しっくりくることが分かり、その点をエージェントにも相談。

そしたら今の会社を紹介してもらえた。



・今の会社の決め手

最終的に決めた人材業界の会社の決め手は以下だ

①人材業界なので過去の経験も活かせて人にフルコミットできる
②業界特化の人材会社であり、世の中的にも課題が多い為、貢献度が高いと感じた
③会社の立地もよく、福利厚生も非常に充実していた
④不安だった歩合制もなく、リモートワークやフレックスなど働き方の柔軟性もあり
⑤企業担当と人材担当に分かれて分業しており、自分は企業担当なので残業なども自分でコントロールできそうだと思った
⑥営業部長と話して、非常に考え方が似ており、学べることが多いと感じた
⑦前職から年収もUP

ザッとこんな感じの良さそうなところがあり、最終的にはフィーリングで決めました笑


大前提、100%の会社なんて見つけることはできないと自覚すること。

その上でどんなことは譲れないのかを言語化し、他は諦める。

その譲れないものが転職の軸であり、冒頭で書いたように決めていけばよい。




ということで今回は転職の軸についてのお話でした。

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困っている方いたら相談乗りますよ( ´∀`)


でわ。

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