チョー久しぶりのなりきり玩具購入!「DXブンブンハンドル」を素直に触ろう。
どうも。
ゴールド免許のKトレです。
いよいよ始まりました、「爆上戦隊ブンブンジャー」!
のっけからノリノリの第1話。
キャラクターは非常にアクの強い、「キングオージャー」の次らしい感じがする一方、チキューから地球へと戻った舞台設定に懐かしさすらあって、あっという間の30分でした。
ネット上ではとにかくやかましいブンブンジャーロボが話題の中心ですが、個人的にはそこから距離を置いて…
DXブンブンハンドルを購入しました!
スーパー戦隊の定番アイテム、初期メンバー全員が所持する共通武器(基本装備)。「電子戦隊デンジマン」のデンジスティックで確立され「科学戦隊ダイナマン」のダイナロッド以降は剣から銃への変形(或いは剣と銃の同時発売)が定着した共通武器。ここ数年はギアトリンガー、ドンブラスター、オージャカリバーと変身アイテムを兼ねたものが主流で続きましたが、今年は武器は武器で用意され、変身アイテムであるDXブンブンチェンジャーと別途連動するスタイルに。
しかしそんな歴史的理屈は抜きにして、放送が近づくにつれて妙に「手に取ったら楽しそうだな」という感覚を抱かずにはいられないシルエットでした。
という訳で、日頃フィギュアばっかりでなりきり玩具に関してはエアプ級なオタクによる
ハンドル初体験です。
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何だか家具を買うような感覚にもなるパッケージを開けると、段ボールで割と頑丈に止められている。
この内箱から烈火抜刀引っこ抜くように取り出して袋を開けて準備完了。
ここまででも正直おっかなびっくりである。
そもそもお前なりきりアイテムどのくらい買ってないの?という話なのだが
直近は先日の記事にもちょこっと顔を出した「重甲ビーファイター ビーコマンダー Memorial Edition」である。
その前は秋葉原のジャングルで購入した「特警ウインスペクター DX特警手帳」。(いつか"X"のフォロワーに見せびらかしたいと思い4年。)
それ以前は記憶にない。強いていえばスパークドールズぐらい。(DXギンガスパークは買わずしまいだった)
ホント、そんなレベルなのだ。
閑話休題。
まずは剣…ロッド形態から試してみる。
なんというか、確かに短いが、思ったより大きいな…というのが手に取った瞬間の感想。
日頃のDXとME(メモリアルエディションのことね)の違いに関する議論を目の当たりにしてるせいか、或いは古の必殺バズーカの小ささの印象が強いせいか。
本体にはいつも通りテスト用のボタン電池が入っており、絶縁シートを抜くと起動音として松本梨香女史(ブンブン=ブンドリオ・ブンデラス役)の「ブンブンハンドル!」が勢いよく鳴り響く。「DXアースガロン」の時も感じたが、スイッチのONOFFじゃないのになかなか慣れない。しかし音量はちょうどいい感じ。
…これはテンションが上がる、バクアゲだ!
続いてガンモードへの変形、普段繊細なフィギュアばかり弄ってるせいかジョイントの硬さにビビる。ボキボキ言い過ぎ。
いや持ち方違うんやないかーい!(「天装戦隊ゴセイジャー」東映特撮Youtubeで配信中!)
トリガーが付いてるのは外周部分なのでそこを持つのが正解のはずだが、なんか本能的に中央部を持ってしまう。逆に本来の持ち方だと、妙に重心が偏ってるようにすら思えてしまう。だが慣れて仕舞えばこっちのもんだ。トリガーを押すと小気味良い銃撃サウンドが鳴り響く。これまたバクアゲだ。
最後にハンドルモード。
完全なる見立て変形(変形ロボ用語)である。パッケージでもそれっぽく見せてるが要は向き変えただけ。これだから最近の戦隊は…しかし!この形態は上記のDXブンブンチェンジャーとの連動ありきのようで、WEB取扱説明書を読んでるとその一端が見えてくる。
この形態ではブンブンの台詞遊びが充実してるようだ……ん?
これ、1話で聞いたぞ!?
別の車ヒーローの言葉を借りるなら「繋がった」。思ったよりこのモード力が入ってるのではないか。
単純にクルクル回すだけじゃなくて、本編さながらの出動、というかドライブごっこをさせる気じゃないか、このモード。んでMEで台詞大量入りのヤツが出るって算段
そういえば毎年恒例の勇動のオプションパーツセットが、コレだし(去年プレバンで登場したキングオージャーのコクピットセットが好評だったとかの流れかもしれないが…。)、
ブンブンジャー、想像以上に車を運転するという部分に真剣に向き合ってるぞ!
あまり深掘りするのもあれだが、制作サイドの思惑としてはブンブンジャーのような運転ごっこをしてほしいというのがあるんじゃないだろうか?
しかもなりきりとブンドドの両面から。これ結構強いんじゃないとも感じるのである。
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さてすっかりブンブンハンドルをノリノリで振り回してしまったが、ちょっと待て。
自分が普段から愛用してる長物としてこんなものがあるのを忘れてた!
それをほっといて玩具を振り回すなんて…
スマホ用三脚(セルカ棒兼用)。
昨年の誕生日に購入したもので、三脚や自撮り用としてだけでなく手ブレ低減にも役立っている。
こちらもこちらで機能的かつ特撮的な見た目で、ひっくり返して脚を開いた時のV3ホッパー感が心を熱くするヤツなのだ。
時にはライドルのように構えたり、DVディフェンダーのように肩を叩いたりと自由に使ってるのだが…
見た目はともかく手にした時の気持ちの入り方はブンブンハンドルの方が断然上かもしれない。
いや、さっきハンドルモードがそうだったように「見立て」が基礎中の基礎な特撮のファンやってる以上は三脚の方に惹かれるべきな気もするが…やっぱりこれが玩具に込められた「ホンモノ」の力なんじゃないかと思う。
新鮮な瞬間だった。
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以上、DXブンブンハンドルの簡単な感想。
はっきり言うて置き場は無いので今後何か買うってのは無いかもしれないが、自分にとってはコレがファーストキット。それでいてなかなか楽しいおもちゃだったので満足。
色んな理由で久しくなりきりアイテムから遠ざかってる人も、ふと買ってみたらその魔力に気づくかもしれない。