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【モロッコ一人旅記】5.サハラ砂漠で歌った島人ぬ宝

皆様こんにちは、一人旅コーディネーターのKoです!
【モロッコ一人旅記】第4話はこちらからご覧ください!
第5話では、サハラ砂漠ど真ん中で過ごした夜について、綴っていきます。

ラクダに揺られた1時間半

長い待ち時間も終わり、ようやくこれから乗るラクダとご対面。
ここからラクダに揺られてサハラ砂漠ど真ん中にあるキャンプ地を目指すとのこと。

一緒に向かうグループがコロンビア人老夫婦で、奥さんから「どこから来たの?」と英語で尋ねられました。
大学でスペイン語を少しかじっていた私は「Soy de Japon (日本だよ〜)」と答えたところ、スペイン語出来るのね!ととても喜んでくれました。
やはり多少でも相手の言語でコミュニケーションを取ると、距離がグッと近くなるなぁと改めて感じた瞬間でした。

さて、ラクダに乗り砂漠の中をどんどん進んでいきます。最初の15分ほどは、サハラ砂漠をラクダに乗って進んでいることにテンションが上がっていました。

個人的本旅行ベストショット。太陽を見つめるラクダ

20、30分と過ぎていくものの、一向に着く気配がありません。
ラクダに乗り続けているとお尻が悲鳴を上げてきます。ただそんなことより、あるまじきことですが水を持ってくるのを忘れてしまったのです。
どのくらい乗るか知らされていなかったので、たかが20分くらいだろうと高を括っていました。

1時間ほど揺られ、喉の渇きはピークでした。
ガイドに「俺の水飲むか?」と言われましたが、コロナ禍で帰国時にPCR検査が必須だったのと、モロッコでコロナを発症すると2週間隔離とドライバーに聞いており、有給のリミットもあるのでどうしてもコロナを発症する訳にはいかなかったのです。

途中サンドボード(砂漠をそりで下るアクティビティ)も体験しましたが、水欲しい…という感情しかありませんでした。

しっかりと転びました

結局1時間半ほどラクダに揺られ、ようやくキャンプ地に到着。

喉の渇きから、本当にオアシスのように感じました

伝統音楽と島人ぬ宝

キャンプ地に到着して比較的すぐ、夜ご飯の時間になりました。

正直あまり期待していなかったのですが、郷土料理であるタジン鍋も出てきてかなり質の高い夜ご飯でした。

夜ご飯後は、キャンプファイヤーを囲って現地の方が太鼓を叩きながら伝統的な歌を披露してくれました。
演奏終了後、「日本から来たんだろ、なんか歌ってくれよ!」ととんでもない無茶振りが。
太鼓と合う日本の歌で瞬時に出てきたのが、BEGINの「島人ぬ宝」で、サハラ砂漠のど真ん中で全力で熱唱しました。

宿紹介

サハラ砂漠で泊まる場所は、テントの中。
ただ予想以上に綺麗で、なんとシャワーも完備!(とても大きな蛾と戦いながらのシャワーでしたが)

流石にエアコンは無かったので少し寝苦しい夜ではありましたが、サハラ砂漠のど真ん中なことを加味すると文句なしの宿でした。

次回予告

楽しみしていたサハラ砂漠は、大変なこともありましたがとても貴重な経験となりました。次回はツアー2日目、ダデス渓谷に移動します。
また次の記事でお会いしましょう👋

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