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良い意味で「自分がない人」が飛躍できる時代がやって来た


これまで200年続いた物質、地位、名誉重視の「地」の時代は2020年ですでに終わりを迎えた。

そして今の若者たちは、自分らしく輝いて生きていくための人生プログラムをこの世に生まれ落ちる前にみな設定し、2021年から新しく始まった個人の個性を尊重する「風」の時代を狙ってちゃっかり生まれてきたのだと思うと、本当に羨ましい。

彼らには何にも囚われず、自由な心で生きてほしい。

しかし今の教育はまだ、何者かになるための(特にサラリーマン)教育だから、若者たちは時代の狭間で揺れ動いているのだけれど、時代が変わりつつある空気を感じ取って、自分のことをよく見つめて、それぞれ持って生まれた自分の個性を知ろうとしている。(少なくとも私たち世代よりはずっと自分の内側を見据えて生きている。)

その内側を見据えた上で、良い意味で「自分がない人」は、これからの時代活躍する人だと思う。

何者かになりたがったり、何かを必要としたり得ようとしたりといったエゴを持たず、ただの自分を受け入れて何でもない自分をさらけ出して生きていく生き方が、かっこいいと言われる時代が「風」の時代だから。(実際一部の人たちはすでにそうしている。)

「自分がない人」たちは、へんなこだわりも何もないから、世の中の状況に合わせていくらでも生き方の形さえも変えることができるので、これからの時代の波に柔軟に乗っていく軽々しさがありそう。

これからしばらくはまだ混沌とした時代が続くだろうから、その中で、目的地のない船に乗ってみるのも心地良さそう。

目的などなくても、目標などなくても、どこかにたどり着かなくても、

別にもういいのではないか。

みんな、何かしら世の中に還元していくことができるような能力を生まれながらに持っているので、それをただ生かして、笑いながら楽しく生きればいい。

生まれ持って思いやりがあって優しい人は、動物の殺処分を減らす仕事に自然に就いたり、スイーツを作るのが大好きな人は、体に優しいスイーツを気がついたら開発していたり、自分の才能を活かして自由に楽しく社会に貢献してほしい。

自由に好きなように生きていたら、どれが本業か分からないまま自然と仕事の軸をたくさん持つ人も、これからはたくさん出てくるだろう。

それが目的地を持たず、ありのまま生きた先の「結果」だとしたら、最後に良い人生だったと振り返ることができるのではないか。

1人ひとりが大事。個人個人が主役。みんなが違う素晴らしさを持っているから。何をやっても🆗。

へたに自分に何かを足して大物になろうとせず、「自分(エゴ)がない」状態で、

若者たちだけでなく私たちみーんなも、

自分を何か確かなものに確立しようとしないで、

ワクワクしながらゆらゆら漂いながら、新しい時代の海に出よう。

そして「新しい自分」を航海して楽しもう。




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