見出し画像

#41 初心者が個別株式投資にチャレンジした理由とそれから1年後

こんにちは、甘夏です。

この記事では投資・資産運用初心者のわたしが個別株式投資にチャレンジした理由・どうやって選んだのか、それから1年後の状況、次にどうしたいかについて綴っています。

資産運用状況と始めたきっかけ

わたしは元々マネーリテラシーゼロで、産休・育休をきっかけにFP資格を取得をしたのですが、投資や資産運用についてはまだまだ勉強中の初心者です。暗号資産やFXなどはやったことがなく、わたしが資産運用しているのはごくごく一般的な以下のものです。
①iDeCo(運用歴約4年間)
結婚して、さすがに何もお金のことを知らないことに焦りを覚え、
「節税もできるなら」と、浅い知識で本を読みながら口座開設と銘柄選択をしました。
👇過去に『節税』の観点でiDecoについて記事にもしています。

②NISA(運用歴約2年間)
iDeCoで資産運用を初めて2年ほど経った頃、FP学習を始めていたタイミングでもあり、もう少し勉強して運用をしたいなと思い始めました。その頃、とにかくほったらかしにしていたiDeCoの保有商品も順調に運用できており、NISAでも同じようにやってみよう!と思い、iDecoと同様にグローバル系のインデックスファンドでコツコツ積立を始めることにしました。
iDecoは節税目的もあったので上限満額を拠出していましたが、月の収支にそれほど余裕があるわけでもなかったので、つみたてNISAはまずは月に2.5万円から始めました。(当時の上限は年間40万÷12か月=3.3万円)
③個別株式(運用歴約1年間)
それほど資産運用に興味を持っていたわけでもなく、そんなに勉強せずとも少し調べたり本を読めば始められるiDeCoとNISAで少しずつ資産運用をしていたわたしですが、FP1級の資格取得のためにはどうしても「金融資産運用」の理解を深める必要があり、数字が苦手なわたしは本当に何度も投げ出そうと思いました。そんななか、とあるコミュニティで合格者の方に助けを求めたところ、頂いたアドバイスの一つが「自分で株式投資などをして自分ごとにすることで経済事情にアンテナが向く」ということでした。
もうこれに尽きます。ただただテキストを読んでいるだけでは金融・経済事情に詳しくなれないのです。日ごろからアンテナを張って世界経済や金融情勢に触れていないと合格できない・・・。でも金融経済アレルギーといえるほど苦手意識が強いわたしにはそれが苦しかったのです。そこで取ったのが音声配信プラットフォームのvoicyで家事をしながら、すきま時間で耳から毎日金融・経済情報に触れる、自分で個別株式投資をして当事者意識を高める、この2つでした。

個別株式投資の目的

1億総株主時代なんてことが言われたりもしており、現役世代の我々は今後物価上昇や社会保険制度の先細りなどを考えると現預金だけでは老後を安心して迎えられえない、というのは皆さんも感じていられることだと思います。

ただし、わたしのような資産運用初心者は必ずしも個別株式投資をする必要はなく、ほったらかしでコツコツと着実に資産形成ができる積立投資、さらにはローリスクのインデックスファンドでも十分だと思っています。

ただ、もちろん個別株式で資産運用をされている方も多くいます。
一般的に個別株式で資産運用をする目的は以下の3つかなと思います。
①株主優待を得たい
②長期の資産形成というより、大きく利益を得たい(値上がりによる売買益や配当金)
③知識・経験を高めたい

個別株式どうやって選ぶ?

わたしの場合は、株式や市場の勉強をしているわけでもなく、その当時大きく利益を得ることを狙っての株式投資は難しく、また目的が③の知識・経験を高めたいというのが主だったため、わたしは以下の基準で選ぶことにしました。
応援したい企業
売買目的での購入ではないため、自分が普段愛用している商品だったり、理念に共感できる企業にしようと思いました。
②株主優待が得られる・優待権利確定月が近い
せっかくやるなら欲しい商品がもらえたり、何かお得があった方がうれしいな・楽しいなと思ったのと、結構せっかちな性格なのでそう遠くないタイミングで株主優待がいただける商品が良いなと思いました。
優待がある株式には権利確定月というのが年1回or2回あり、そのタイミングで株式を保有している株主のみ優待を得ることができます。
(そうでなければ、株式が何度も売買された場合株主になった人全員に優待を提供しなければならないですもんね)
③1単元が余剰資金で買える
ミニ株投資や単元未満投資などもありますが、株主優待に興味があったので1単元=100株が購入できるような株価の商品をチェックしました。

正確にどのサイトを見ていたか忘れてしまったのですが、優待目的で探すのであれば以下のサイトなどが分かりやすいと思います。

一方、優待目的ではなく値上がりによる売買や高い配当金での利益を目的とする場合は、国内株式ではなく、米国株式の方が向いていると思います。

実際に選んだ株式とその1年後

上述したポイントで選んで購入した株式は2つあるのですが、そのうちの1つについてご紹介したいと思います。

わたしは昔から髪の毛のくせ毛とダメージに悩まされていて、数年前に出会ったコタ社のヘアトリートメントを愛用しています。
株主優待ではシャンプーとトリートメントを頂ける、また優待権利確定が近かったこともあって、この株式を1単元(100株)購入することにしました。
・購入時:2023年3月 1株 1,708円 ×100株=170,800円
・現在:2024年5月 1株 1,439円×121株 =174,119円

株価は1,708円から1,439円に値下がりしているものの、この1年強で2回株式分割があったので、運用利回りとしては約3%、利益目的ではないためまずまず、といったところでしょうか。これとは別に配当金+優待もあります。
配当金は1株15円~20円×121株=1,815円~2,420円、優待品は5,000円程度のものになると思います。

※株式分割:発行済株式を分割することによって、1株あたりの株価は下がり、個人の投資家がより株式を購入しやすくなる

ただし実際にやってみて思ったのは、わたし自身が運用している規模が小さく、また企業自体も市場に影響を及ぼすような動きをしているものではないので、この程度の個別株式投資ではあまり自分のアンテナは金融経済に向きませんでした(笑)

それよりも以前チャレンジした、売買目的の新NISAの成長投資枠のほうがよっぽど自分事として、毎日評価額をチェックし、商品の買い増しをしたりと勉強にも経験にもなりました!

結局どうなったのかはこちらで👇

やはりある程度の金額を投じて、目的をもっての資産運用でないとなかなか知識や経験としての上乗せはあまり感じられないと思ったので、
次は米国の個別株式などをしっかり調査したうえで購入もしてみたいと思います。(そうは言っても余剰資金の範囲で)

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました🌸


~2023年11月からstand.fmで音声配信を始めています~
お金まわりの話・営業職ワーママとしてのキャリアの話・ここ最近取り組んでいるお片付けの話など、をお話しており、
気がつけばこのnoteの記事よりも配信数が多くなりました!
配信頻度が低いせいもありますが・・・)
ご興味あるトピックなどあれば、こちらも聴いて頂けると嬉しいです♪


この記事が参加している募集

#お金について考える

37,180件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?