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♯12 苦手な営業職に向き合って身につけた〇〇力

こんにちは、甘夏です。

この記事では、苦手でやりたくないと思っていた本業の営業職を通じて、身につけることができた"あるスキル"について綴っています。

営業になる前の働き方

こちらの記事でも書きましたが、
わたしは入社当初は営業ではなく、
商品の仕入•開発を担当していました。

その頃はとにかく降ってくる仕事をこなすのにいっぱいいっぱいで、
目標を達成するために主体的に何かをする、ということが全くできていませんでした。

商品開発の具体的目標があるにも関わらず、
他の仕事に追われて、全然その案件に着手ができていないことがありました。
そんな時、上司に面談で
「何でこれ、進んでいないんだっけ?」と聞かれたわたしは
「この案件、色々と面倒くさくて...」と答えました。

今振り返ると自分でもビックリの、とんでも回答です...
もちろん上司に怒られ、呆れられ、さらに他の先輩社員にもその話が伝わっていたようで、
「忙しいのはわかるけど、さすがに"面倒くさい"はないんじゃないか。」と言われてしまい、とてもショックで、
当時、自分のことがとても嫌になりました。

営業に求められること

元の部署でも予算や目標はありましたが、
特に異動して営業になってからの第一優先事項は、とにかく『予算の達成』でした。

そして改めて認識したのは、
降ってくる仕事をこなすだけではなく、自分から動き続けなければ予算達成ができない、ということでした。

でも、自分には目標を達成する力がない、主体的に動くことができない、これが営業になったばかりのわたしのコンプレックスでした。

どうしたら目標を達成できるのか

異動したばかりの頃は仕事を教えてもらうのに精一杯で降ってくる仕事をこなすのにいっぱいいっぱいでした。

でもそれだけでは予算達成ができません。
いつも月の半分を過ぎた頃
「あ〜このままじゃ今月の予算達成できないな。どうしよう...」と思っていました。

それに、新入社員とは違って、
すべてを一から教えてもらえるわけではありませんでした。

そんな"目標達成"に苦手意識を持っていたわたしが身につけた方法は、
最終目標に必要なステップを細分化して、スケジュールにタスクとして落とし込み、
それを一つずつクリアしていく
、というシンプルなやりかたです。

例えば、年間の売上予算が3億円だとすると
1.このまま順調に受注が続いた場合の到達見込みをシュミレーション(仮に見込みが約2.5億円=達成率約83%とする)
2.予算達成に必要な残りの0.5億円を獲得し得る可能性の高いパターンを書き出す
3.それぞれのパターンに必要なリードタイムを加味して、いつ何をしなければいけないかをスケジュールに落とし込む(エクセルで月ごとの年間行動計画表を作成)
4.毎月振り返りをして、計画表通りに行動できたものは日付を記入して色を変える
※育休復帰後の今は、時間の制約もあることもあり、これを月毎ではなく、さらに週毎の計画表に落とし込み、毎日のスケジュール•タスクを管理しています。

向き不向きはあると思いますが、わたしはゲーム感覚で何かをこなしていくことに達成感を感じるタイプなので、
自分で自身で期日付きのタスクを作ること、これがわたしにとって目標達成するためにとても重要なことだと思っています。

目標達成のための細分化力・タスク化力はプライベートでも生かせる

営業職になってから必要に迫られて身につけたこの目標達成のための細分化・タスク化力はプライベートでも色んなことに役立ちました。
例えば、
・半年間で7キロのダイエット
・運動習慣ゼロから2年間のトレーニングでフルマラソン完走
・業界未経験から1年半でFP1級技能士合格 
など

すべて同じやり方で、最終目標を細分化して小さなステップとスケジュールに落とし込み、タスク化していくことで、目先のやるべきことを見える化します。
もちろんスケジュール通りにいかないこともありますが、ある程度の期間で目標を設定しているので、翌月以降で軌道修正していくことができます。

プライベートでの目標を達成できたことで、この力に自信がつき、
相互作用のような形で苦手な営業職でも少しずつ成果が出るようになりました。

今のわたしには、将来FPとしての活動をしたい、というざっくりした"目標"があります。
これについても、こんな感じで細分化して自分に仮のタスクを作っています。
1.将来FPとしての活動をしている状況とは、
いつ、どんな状態を指すのか?を具体的に考える

2.その状態にあるには、いつまでに、どんな状態になっている必要があるのか?を細分化して考える
3.そのためには、いつまでに、何を、どれだけする必要があるのか?を細分化して考える

自分で書いていて思ったのですが、
プライベートでもいちいちこんな風に意識を高くて持っていて疲れそうですね(笑)
でも、今のわたしはこうやって目標に向かって、その達成のために日々を過ごすのが心地良いなと感じています。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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