いけばな歳時記 ヨウシュヤマゴボウ
ヨウシュヤマゴボウは北米原産、19世紀末~日本列島に帰化した多年草。
茎は赤く、初夏~秋、茎先に白~薄紅の小さな花穂が付いた後、最初は緑、初秋には黒紫に熟します。濃い赤紫の果汁は衣服を染めて簡単には落ちません。秋の紅葉もきれいですが、水を下げやすく葉を減らして使います。
食用キク科のヤマゴボウとは別種。根茎葉・実・種全草有毒で危険です。
上作は、剣山無しの一種いけ→広瀬テキスト80・75p
上左 3種の花材による横長・色彩的構成→広瀬テキスト53・67p
上右 3種の花材による色彩的構成(バルール)→広瀬テキスト68p
上左 3種の花材で透明ガラス花器にいける→広瀬テキスト81p
上右 竹オブジェにヨウシュヤマゴボウを絡ませた構成→広瀬テキスト71
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