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いけばな歳時記 パンパスグラス

 パンパスグラス南アメリカ原産のイネ科植物。いけばなでは、さやで包まれた穂が出る前の棒状のものを、穂の位置を確かめて鋏でさやを剝ぎ取り、絹光沢の穂をむき出して使います。(葉のフチは手を切りやすく注意)
時がたつと穂はワタ状にほけますが、それも水から出して使え魅力的です。
 上作例
は、ケイトウハランと組んだ 面的構成見本花→広瀬テキスト56p

                上左 パンパスグラス・ケイトウ・ハラン 小原流指定花器                    上右 パンパスグラス・リンドウ・ゴッドセフィアナ 竹籠

 上左 上作と同じ時の曲げの見本作→広瀬テキスト70p
 上右 リンドウと組んで穂を横に広げた自然調→広瀬テキスト45p

上左 パンパスグラス・枯れバショウ葉・スプレーカーネーション・鉄線オブジェ・ソケイ
 上右 パンパス・グラジオラス・ハラン 鉄砂釉花器(越前草月陶房 広瀬絢子)                       

 上左 中日友好交流展パフォーマンスの一作。→広瀬テキスト97・98p
 上右 ハラン切る・編む・結ぶ見本作の交差支え。→広瀬テキスト81p 

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