やっぱりそうだろ、昨日までの悩み。 今どこへ行った？ もう忘れられようとしている、確かに昨日までここにあって俺を苦しめてただろ？ 分かってることがあるよ、俺じゃないって事。 俺は勇気を出したかもしれない、足掻いたかもしれない。 でも救いを与えてくれたのは他人だった、他人に救われた。 他人の厄介になるのは好きじゃない、でも社会で生きている以上 人は人の厄介になっているものだ必ず。 悩みの原因は他人で、救うのも他人。俺はただ声をあげただけ。 申し訳ない気持ち、そり
また挟まれてしまった。 身動きが取れないよ、この時間が1番俺を悩ます。 どっちにもいい顔ができない。 どちかかが犠牲に？ どうせ結果は分かってる、いつも同じだろ。 いっその事どっちも捨てるか？ その勇気はないし、そのつもりもないくせに。 人生の決断が俺を作っていくだと？ 命削ってるだけじゃね？ 挟まれて、無駄に悩んで命すり減らし、時間が経って俺は忘れて、みんなも忘れて。また挟まれて。 時が解決するさ、そう言ってまた忘れてる俺がどうせいる、未来からこっちを見
あの夏の光景は、今も忘れない。 狂ったように青い空 全ての白を超越する雲 得体の知れぬ不安 不満そして孤独を感じる、僕は少年。 突然、空が割れた。 うねる雲の中から赤く震える雷が空を走った。 怖い、、 いや嬉しい。僕は生きている。 自然というもの、宇宙というものの中にあって僕は生かされている？ 大粒の雨が振り落ち、アスファルトを黒く染める。 濡れる少年、でも冷たくはない。しかももう諦めている。 昨日のことは忘れよう、明日のことは知らない。 でも分かってい
