勉強ってどうやるの?
この質問に答えられる小学生がどれだけいるだろうか。
おそらく、漢字の勉強や算数の勉強なら言えるかもしれない。
そもそも、質問が抽象的であるため、答えも抽象化しなければならない。
だから、「けテぶれ」なのである。
どうすればできるようになるのか、その方法を抽象的に短い言葉でまとめたものが、「けテぶれ」なのである。
だから、
勉強って、どうやるの?
という質問に対しては、
けテぶれします
でいいのだ。
ここで、最近「けテぶれ」について考えていることを少しだけ言語化しようと思う。
まず、「け(計画)」は、「理由(目的)」もふくめて書くようにする。
なぜ、あなたは今からその勉強をするのか、根拠をもって取り組んで欲しいからだ。
「テ(テスト)」は、良くも悪くも「現在地」を知るために行うものである。
できていることと、できていないことを仕分ける作業。
だから、悪く言えば、この段階ではまだ力はついていない。
「ぶ(分析)」は、できたことやできなかったことの要因・原因を見つけ出して言語化し、これからどうするかを決める作業。
練習方法も、要因や原因をもとに決める。
そこで気がついたことや疑問に思ったこと、新しい発見なども言語化する。
「れ(練習)」は、分析したことをもとに練習する作業で、ここで初めて力がつく。
「テ(テスト)」で全問正解だったとき、「れ(練習)」をしない子は、ただ現在地を確かめただけである。
力はついていない。
できたことをより伸ばしていくために、100点以上を目指してより成長することができるようにするために、全問正解だったとしても「れ(練習)」をする。
自分自身がより成長していくために、「れ(練習)」を大切にする。
より丁寧な字で練習します、でもいい。
より難しい問題を解いてみます、でもいい。
忘却曲線から長期記憶となるように意識した、「思い出し作業」でもよい。
一旦はこの通りにやり、間違いが出るようならできるようになるまでこのサイクルを繰り返す。
これが、勉強のやり方、である。
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