選ぶ時間から始まる“プレゼント“
「プレゼントを買う」
皆さんも1度は経験があると思う。
家族や友達、恋人、
あるいは先輩や後輩、
社会人になれば、
上司やお取引先の方…
何を選べばいいか、
特に社会人になれば、
TPOというものや、常識、を求められるから、
尚のこと難しい。
予算は?ブランドは?
1番ベターなのはどのへん…?
何でも気にしいな私は、
正直言って、
プレゼント選びは苦手な方だ。
考え過ぎて、
放棄したくなることもある。
先日、とある方への
“プレゼント“を
購入しに行った時のことだ。
その方が好きなものは、
私があまり詳しくない分野。
周りの人から教えてもらった情報や、
ネットで調べた情報を携えて、
ドキドキしながらお店へ入った。
きちんとした形での、
“プレゼント“を渡すのは
初めての方だから、
余計にドキドキ…
案の定、凄く凄く悩んだ。
そして、
いつもなら思考で
頭いっぱいになって放棄したくなる。
しかし。
なぜか、不思議なことに、
相手を想いながら選ぶ時間が
楽しく思える自分がいる事に気付いた。
ふと、
「この“選ぶ“時間から、
もう“プレゼント“は
始まっているのかもしれない。」
そんな事を思った。
相手が喜ぶもの、満足するものを
選べなかったとしても、
気持ちは込めれる。
そう思えたなら、
プレゼントを選ぶ時間は
なんて愛おしい時間なのだろう。
気に入って貰える自信は
フィフティフィフティ…
だけど、“想い“は込めた。
「ラッピングしますか?」
レジのお姉さんが聞いてくださり、
ラッピングもお願いした。
仕上がった品物を受け取ると、
なんだかふわふわと温かい気持ちになった。
“気持ちだから“、というのは、
時に都合の良いように
聞こえてしまう。
だからこそ、
そこに本当に“気持ち“があれば
伝わるものではないかと思う。
そこにどんな“心“をのせるか。
いつも穏やかに
相手を想える自分でいる事は
至難の業ではある。
だけども、
なるべく“心“の在り方を意識して、
過ごしていきたい。
そんな事に気付けた出来事だった。
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