見出し画像

ものにする

【ものにする】意図したように事を運び、なしとげる。

夢を見終わったあと、そんなことばが珍しくこころの中に浮かんだ。わたしは今の職についてものにしたいと考えているようだ。

わたしのこころはこれを見つけて「さて、どーしようかなー」だ。ある人は「わたしの道はこれなのだ」と喜び勇んで突き進むのだろう。

「わたしなんて」の思考回路から少し抜け出しつつあるのだが、わたしの自信のなさはわりと深く根付いていて「言い訳」でもあるし「安心」でもあった。できなくてもしょうがないと自分を守ってくれるものだった。

ものにする、わたしにとってこれは多分相当に面倒くさいことだから、腰が上がらなかった。肩に自信がないことが乗っかりさらに重かった。

しかし今のわたしでは到底ものにできないことを成し遂げたいとこころの奥底ではふつふつとしていたのかもしれない。

昨年、考えて考えて、職を辞めようと転職サイトを渡り歩いたが、なんだか辞められなかった。どれも魅力的ではなかったのだ。心がときめかない。

やはり今の職を続けようと決心してもなお、「わたしでいいのかなー」という思いは消えないでいる。

でも、今日の夢のあとの感覚はきっとわたしがこころの奥底で持っているものなんだろうと感じた。これを信じることがわたしにとっての面倒くさくてとても大切なことなのだとじわじわと広がっている。そんなことを巡らせながら布団の中。

写真は、次女が平日の朝、飼い犬のそらに顔を埋めて「今日は6時間なの、書写なんてなくていいのにさー、なんでなのー、いらないよね、そう思うよね…」なんてやっている図です。

朝からありがとうね、そら。助かっています。

むらたさんちの子育て、〜母の職編〜でしたー。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?