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ベルばらに魅せられて!【父が早朝に出かけて行った理由とは?】

こんばんは~時々昔のことを思い出して懐かしんでいる私ですが、父のことを思い出すたび、「ほんまに!変わった人やったな~」といつも思っています。今日は、理解不能な父の想い出話です!

私が高校生だったある日、早朝から騒がしいので起きてみると、父が丁度母を振り切って出かけるところでした。

私「朝はよから!何よ!」

母「お父さんがな!またおっかし事言うてるねん!」

何でも、昨日踏切に落とした小銭が気になって眠れなかったので、始発電車が来る前に取りに行くという父を止めていたのだと・・・。

私「小銭っていくらよ!」

母「10円やて!」

私「10円!!!もういいやん!」

母「せやろ!もう行ってしもたからしゃ~ないけどな!」

暫くして父が戻ってきて、「取った!取った!取ったで~」と・・・。

私「もういい加減にしてよね!こんなはよから!」

父「踏切でな!懐中電灯照らしてら駅員さんが来てくれて『何してはるんですか?』て聞くからな、お金落としたんで取ろうとおもてまして、すんませんけど電池照らしてもらえまへんか?て言うて手伝ってもろて取ってきてん!」

私「どんだけ他人に迷惑かけるんよ!ちゃんとお礼言ったん!!!」

父「言うたけどな、なんかポカ~ンてしてはったわ!」

母「そらそうやろ!!!」

細い竹の先にとりもちをつけて取ったそうで、その時の駅員さんの様子が目に浮かんできました。その前には、電車に乗ったあとで目的の店が休みだと気づいて、使った切符を払い戻して帰ってきました。きっと駅員さんもややこしい人だと判断したのだと思います。

お父さん!!!あの世でもお母さんに怒られてますよね!!!
懐かしい父の想い出話でした!!!



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