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カフェができそうなくらいお茶に囲まれている

仕事を辞め、乳がんに罹患し、圧倒的に家で過ごす時間が多くなった。
頻繁にnoteを投稿している時点でお察し。
そう、ヒマなのである。

そんな中で我が家に爆増したのがお茶類だ。
緑茶、紅茶、ウーロン茶、ほうじ茶、ルイボスティー、ハーブティー、何でも来い。

これもおいしそう、あれもおいしそう、とあちこちで買いまくった結果、キッチンにしまい切れないほど多種多様なお茶類に囲まれている。
もしこれらを使ってカフェをやるとしたら、お茶だけでメニューが何ページにもなりそうだ。

去年の夏から秋頃は、横浜中華街で購入した中国茶にハマっていた。
桂花茶にナツメ、クコの実、菊の花、乾燥生姜、陳皮などをその日の好みで入れて飲むのが日常だった。

別の記事でも載せたことのある私のコレクション


香り豊かな高級ジャスミン茶も気に入っていた。
中華街に行くとジャスミン茶の種類が多くて迷ってしまい、結果的にいろいろ買ってしまったのだが、「悟空」というお店の「極品茉莉花真珠茶」がダントツでおいしかった。


中華街ではほかにもプーアル茶、暴暴茶などたくさんの中国茶を購入。
こんな感じでしばらく中国茶にハマっていたが、そのうち紅茶にシナモンスティック、八角、乾燥生姜を入れたものにハマり、そこから紅茶を飲む頻度が増えた。
冬になって空気が乾燥し始めると、喉をいたわるため、紅茶にハチミツと乾燥生姜を入れたいわゆる「生姜紅茶」をよく飲むようになった。
ハチミツは近所のスーパーで購入した「ビープロダクツ」の「ロンガンハニー」が香り高くて一番気に入っている。

(※ここからAmazonのリンクを貼っていくが、店頭ではもっと安く売っていると思うので、参考程度にしていただきたい)


乳がんになってからしばらくは牛乳を避けていたが、少し前に復活させた。
乳製品が乳がんに良いか悪いかは決着がついていないし、むしろ無脂肪乳の適度な摂取は健康に良いというデータもあるようだ。
私は1日あたり60〜80mlくらい、お茶に無脂肪乳を入れている。
お気に入りはほうじ茶、ウーロン茶、抹茶。
いずれもかなり濃い目に入れてから牛乳を足し、レンジで温め直す。
甘みは加えずに飲むのが好きだ。

お茶とはちょっと違うが、バンホーテンのココアにも牛乳を入れて飲む。
ココアの場合はハチミツを入れて甘みを加えている。

お茶は「成城石井」と「カルディ」で購入することが多い。
よく買うのは「AHMAD TEA」のダージリン。
イングリッシュ・ブレックファストを買うこともあるが、ダージリンのほうがあっさりしていて食後のお口直しにちょうどいい。
たまにお好みでレモンスライスを入れる。
近所のスーパーには個包装の20p入りが売っているが、成城石井だと個包装になっていない40p入りの直輸入バージョンが売っていて割安だ。


前述した生姜紅茶にする場合はダージリンだと物足りないので、もう少し深みのある紅茶のほうがお勧め。
イングリッシュ・ブレックファストでもいいし、アッサムでもいいし、何だったら黄色いパッケージでお馴染みの「日東紅茶」が一番生姜紅茶に合う気もする。
生姜紅茶はチューブタイプの生姜でもOKなので、喉をいたわりたい人、風邪を引きたくない人、冷え性の人などはぜひ飲んでいただきたい。


成城石井で買ったものと言えば、ビスケットフレーバーの紅茶もおいしかった。
ヨークシャーティーの「BISCUIT」という商品だ。
これを買うのはちょっと冒険だったが、成城石井のセレクトセンスを信じて購入してみた。
期待していた以上にしっかりとビスケットの香りがして当たりだった。
私はそのままストレートで飲むのが好みだが、公式ではミルクティーにして飲むのがお勧めされている模様。


あとは「Throat Coat」というお茶も良かった。
その名の通り、喉にいいお茶である。
スーッとする感じとリコリスの独特な風味が個人的にはツボ。
夫も気に入ったようで、ガンガン飲んでいた。


ラベンダー100%の「ハーバリア ラベンダー」も良かった。
スターバックスに昔あった「ラベンダーアールグレイティーラテ」を真似して、アールグレイとブレンドして飲んでいる。
牛乳を入れれば完全再現。
甘みが欲しいときは、ハチミツもしくは黒糖を入れている。


成城石井には、かの有名な「マリアージュフレール」の商品も置いている。
高いのでなかなか手が出ないが、ちょっと前に「マルコポーロ」がセールになっていたので買ってしまった。
やはり高級なだけあり、とてもおいしい。


カルディでゲットした中で良かったものもいくつかご紹介したい。
カルディには「Janat」のラインナップが豊富だ。
最近買って正解だったのは、フルーツティーアソート(マスカット、ストロベリー、アップル、ピーチの4種)。
他社のフルーツティーよりも香りが強く、満足度が高い。


Janatはフレーバーティーが得意だなと感じる。
ピーチ&ペアも洋梨の香りがしっかりとしておいしかった。
キャラメルティーもいろんなメーカーが出しているが、Janatのが圧倒的においしいと思う。
ミルクを入れると完全にキャラメル。

そういえば去年の夏、表参道をうろついていた時にJanatのカフェを見つけた。
ぜひともそのうち行ってみたい。


カルディはハーブティーのラインナップも豊富だ。
中でも「YOGI TEA」の「Bedtime」は格別。
ものすごくたくさんのハーブがブレンドされていて、複雑な香りがする。
名前の通り、寝る前に飲むと快眠に導かれる気がしている。


カルディオリジナル商品のシナモンティーもすごくおいしい。
AHMADなど他社もシナモンティーは出しているが、カルディは原材料がシナモンのみで、めちゃくちゃ香りがしっかりしている。
シナモン好きにはたまらない。
このままストレートで飲むのがお勧め。


成城石井やカルディでは、チャイティーの種類も豊富だ。
夫はチャイティーが大好きで、我が家には無駄に3種類のチャイティーがある。
飲み比べているのだそう。
ちなみに夫はコーヒーも異常に好きで、各地の有名バリスタから取り寄せるなど複数のコーヒー豆を取り揃えている。

さて、ここからは成城石井やカルディには置いていない商品の中で、特に私が好きなものをご紹介していきたい。

まずはシンガポール発の高級ティーブランド「TWG」が出している「ミルクウーロン」。
ミルクは入ってないのに、ミルクのようなほんのり甘い香りのする茶葉。
飲んだ瞬間に「さすがTWG!」と唸ってしまう芳醇な香りで、ミルクの甘い香りに包まれて幸せな気持ちになれる。
数年前にTWGの店舗でお勧めされて購入して以来、何度リピしたか分からない。


TWGは「レッドクリスマスティー」もおいしい。
以前友人からプレゼントされたのだが、これまた飲んだ瞬間に「さすがTWG!」と声が出てしまうほどのおいしさだった。
ルイボスティーをベースにいろんなフルーツとスパイスが入っていて、めちゃくちゃ香り豊かでスパイシー。
チャイティーとはまた違ったスパイシーさで、かなりクセになる風味だ。


そして高級ホテルの「マンダリンオリエンタル東京」とお茶専門店の「ルピシア」がコラボした「マンダリンオリエンタル東京ブレンドティー」。
これは数年前、マンダリンオリエンタルに宿泊した際に出会った。
ボトルに入って冷やされたこのお茶が部屋に置いてあり、何気なく飲んでみると、あまりのおいしさにボトルを二度見した。
ウーロン茶にベルガモットの香りがついたものなのだが、同じくベルガモットで香り付けされたアールグレイティーを遥かに超える優雅な香りだ。
すぐさまロビー階の売店で茶葉を買い、それ以来、家の中にストックを切らしたことはない。


知る人ぞ知る「スターバックス」にもおいしいお茶がたくさんある。
先述した「ラベンダーアールグレイティーラテ」はなくなってしまったが、今でもティーやティーラテのメニューがいくつかある。
中でも特に人気なのが「ジョイフルメドレー」だ。
毎年冬の時期に売り出されるようで、店内で飲めるほか、ティーバッグを購入することもできる。
紅茶、ウーロン茶、ジャスミン茶がブレンドされていて、ほのかにアプリコットの香りが漂う。
牛乳やアーモンドミルクで飲むのが人気のようだが、個人的にはストレートで飲むのが一番好き。


「三國屋善五郎」の「フルーツ麦茶」シリーズもお勧め。
ぶどうが一番好きだけど、白桃、シャインマスカット、アップルマンゴー、スイカあたりもおいしい。
麦茶だけあって、特に夏の暑い日に飲むとおいしさが倍増する。


こんな感じかな?
これ以外にも「Kusmi Tea」とか、長野旅行で買ってきた「韃靼そば茶」とか、いろんなお茶が家の中にたくさんストックされている。
夫のコーヒーコレクションと合わせると、そこらのカフェには負けないバリエーションだ。

私は乳がんが発覚するまで、キンキンに冷やしたアイスコーヒーを1日に3〜5杯ほど飲んでいた。
明け方まで仕事をすることが多かったので、夜中にも飲んでいた。
真冬でもキンキンに冷やしていた。
身体を冷やすのも良くないし、カフェインも摂りすぎ(しかも変な時間に)。
今は1杯も飲まない日も多いし、飲んだとしても1日1杯、無調整豆乳を入れてホットのソイラテにして飲んでいる。
これなら胃にも優しいし、イソフラボンも摂れる。

こんな調子でお茶を1日に何杯も飲むので、カフェインの過剰摂取にならないよう夜はなるべくノンカフェインのものを選んでいる。
ちなみに食事中は水。
出かける際に持ち歩くのも水。

トータルで1日2リットルくらいの水分を摂っていると思う。
トイレに行く頻度も格段に増えた。

毎日ヒマな私は、今日も「どれにしようかな〜」と豊富なお茶のラインナップを前に悩んでいる。

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