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この件めっちゃ引っ張るけど、TS-1をやめることが確定した

↑これらの記事でTS-1(飲む抗がん剤)をやめた宣言はしていたが、本日病院に行き、主治医と話し合って正式にやめることが決定した。

診察室に入って主治医に「こんにちは」と挨拶をするや否や、私は「やっぱり飲めませんでした」と伝えた。
すると主治医はしょっぱそうな顔をして「あーやっぱりそうですかー」と言った。

泣きながらTS-1を飲んでいたことを伝えたら、めっちゃ同情された。
そして色素沈着がつらいことを伝えると、「そうですよねぇ。ごめんなさい」となぜか謝られた。
そして背後にスッと現れた私の担当看護師(乳がん看護認定看護師)に向かって「やっぱりダメだったって」と主治医が伝えると、看護師も「あーそうなんだー」と同じくしょっぱそうな顔で言った。

主治医からは減量してTS-1を続けてみることも提案されたが、吐き気や色素沈着の副作用は軽くなるだけで出ないわけでないので、数秒悩んでからお断りした。
診察後に看護師と廊下で話した際、「自分で決めてきっぱり断ったのはとても良かった」と褒めてくれた。

TS-1をやめる代わりに運動をしっかりして、栄養のある食事を摂って、ストレスフリーで楽しく生活することを宣言した。
主治医も看護師も賛成してくれた。
ホルモン療法は続けるし、QOLを保つことが何よりも大事だからだ。

ということで、本当なら今日の診察で3クール目のTS-1が処方されるところだったが、タモキシフェンだけ処方されて終わった。
ここからはホルモン療法(リュープリン&タモキシフェン)のみの治療となる。

いつもはTS-1が2週間分とタモキシフェンが3週間分で1万円くらいなのに、今日はタモキシフェン10週間分で1,100円だった。
ということは、3週間分で300円くらいだったのかな?
1万円のうちほとんどがTS-1代だったということか……。

治療をひとつやめるということは、再発リスクを抑えるチャンスをひとつ手放すということでかなり重い決断だった。
だけど前回の記事でも書いたように、再発リスクを抑えるために自分でできることは他にもある。
昨日もスポーツセンターで90分たっぷりと運動をしてきた。
今日は野菜と魚中心の夕飯を作る予定だ。

夫も友人も叔母もみんな私のTS-1をやめるという決断を支持してくれたし、みんな「絶対に再発しないから大丈夫」って言ってくれるから、大丈夫なんだと思う。

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