ドキュメント72H 淡路島真夏のサービスエリアで
サービスエリアにも常連さんがいるんだ。そりゃあそうだよね、地元民だもの。農家のおじさんとサービスエリアのお姉さんがふつうの会話。
夫婦で同じ趣味っていいね。タイガースファンの夫婦。旦那さんはタイガースよりも奥さんのファン。30年間もかすみ草の花束を奥さんに贈り続けてる。愛されてるね。
41妻歳で妻を亡くした男性。ひとり暮らしの母と義母を誘ってのロングドライブ。奥さんが天国で微笑んでる。亡くなってもできることがある。
サービスエリアで仕事をする人。日本人の原風景。独立したら自己決定できるのだ。仕事時間が長くなっても、実入りが減っても自分で決めることができる自由には代えられない。
展望台で日の出を待つ恋人たち。おんなじ顔してる。夜明けは近い。だって笑顔のタイミングも一緒だもの。
70歳の同窓会は、50歳の年から20年続く。老人の修学旅行と言ってケラケラ笑ってる。
26年前に島と本土はつながった。毎日4時間話をする夫婦。トラックドライバーと看護師だって。二人の気持ちはいつもつながってる。
恩師のために介護の事業所を立ち上げた介護士。約束通り最期を看取った。いつまでも涙が止まらなかったそう。彼女が読んでいたのは銀河鉄道の夜。
小学校の同級生4人が淡路島に来た。ノリで行動できるのは今だけ!それぞれの道はこれからも続いてる。
家族旅行は行き先よりも一緒に行くことが大事だよね。思い出は、これから先も残り続ける。
サービスエリアは、みんなが安心できるホッとプレイス。
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