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さまざまなPERFECT DAYS
年末に『PERFECT DAYS』を観てから、いろいろな人にお勧めしている。
平山の暮らしは今のわたくしの気分にぴったりなので、彼の世界の見方や人との関わり方にハマったという感じなのだろう。
長女からは、観たことを言ってなかったのに「『PERFECT DAYS』良かったよ」とラインが来た。昨年から交流が再開した高校時代の同級生には、紹介したことを感謝された。関心が近い人たちにはすこぶる評判が良い。SNSでつながった映画や読書好きで沖縄に移住しているG女史にも紹介したが、間違いなく気に入ってくれるだろう。
SNSでの映画評をざらっと覽ると、良い評価と悪い評価が半々くらい、悪い評価は、「リアルさにかける。現実がわかっていない」「自転車で二人乗りするな、公園の植物を盗むな」「そもそも、制作された出自が悪い」など何か社会へのルサンチマンに満ちている様相の言葉が溢れている。とは言っても、社会からドロップアウトしていない安全地帯から発する恨み言とも思う。
SNSでの吐露は、時おり現実社会への呪詛に聴こえることがある。
吐き出すことも大事だからそれも良し。同時代に生きる人々の言霊は、灰汁をとって聴くと参考になることもある。
生き難さや違和感を感じてる人は多く、素直に平山に惹かれる人も多いのだろう。若者たちにも話題になってる。
そんな気持ちを「断捨離をして、ほどほどの距離で人と関わる生き方が合ってるわ」とライターのM女史に送った。
「なるほどねー映画の影響かも(笑)
高倉健の映画を観た人たちが、映画館を出るとき、肩をいからせるみたいな…」と、速攻でからかわれた。ちょっと腹立たしい。
目を覚まさせてくれる人がいても良い。覚めてないけど。
今日も朝日が眩しい(笑)
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