マガジンのカバー画像

樹堂骨董店

29
怪しい骨董屋店主イツキとその関係者が遭遇するナゾの世界にまつわるお話
運営しているクリエイター

#もののけ

樹堂骨董店へようこそ28

「ちょっとお…那胡はどこへ行ったのよ…」 七緒は樹堂店内の長椅子に横たわる小林を見てわな…

丸井 もち
1か月前
13

樹堂骨董店へようこそ27

樹堂の店内の一角にある休憩コーナーの長椅子の上に小林を寝かせると 「ここならば…死なない…

丸井 もち
1か月前
18

樹堂骨董店へようこそ26

七緒はあわてて社務所を飛び出して本殿の前、三人が消えた場所にやってきた。 何事もなかった…

丸井 もち
2か月前
16

樹堂骨董店へようこそ25

登場人物    樹  イツキ、那胡の父、骨董店店主、年齢不詳        那胡  ナコ…

丸井 もち
2か月前
15

樹堂骨董店へようこそ24

1571文字あります。 イツキがどうやってレジを通らずに店からいなくなったのか那胡には全くわ…

丸井 もち
2か月前
16

樹堂骨董店へようこそ23

那胡も七緒も互いに話したい事があったがお互い仕事が忙しかったりなんだかんだで会えないまま…

丸井 もち
3か月前
12

樹堂骨董店へようこそ21

七緒も那胡もお互いに明日は仕事があるので、話を終えて解散した。 神社の周りは人通りも車通りも夜になると急に途絶える。そして街灯の数も少ない。真っ暗な道にポツンポツンとあるだけ。それでも、ふもとの町へ向かって道路が続いていることがわかるくらいにはある。 那胡はもののけタクシーを呼ぼうとスマホを取り出した。すぐ横にある樹堂骨董店はまだ明るい。この店、開店が朝の10時なのに深夜の2時くらいまで開いているのだ。誰も来ないのに。 へんなの… その時ふいに山の上のほうから何か大きな音が近

樹堂骨董店へようこそ⑱

那胡はほうづき屋の「もののけタクシー」を呼ぶつもりで、夕暮れに沈みかけた桜杜神社の前の大…

丸井 もち
4か月前
16

樹堂骨董店へようこそ⑩

那胡の部屋の隣の隣の部屋がイツキの部屋だ。何も教えていないのに七緒はそこで止まった。 「…

丸井 もち
6か月前
11

樹堂骨董店へようこそ⑨

「やっぱ、パパはあやしい仕事してるよね」 「イツキおじさんは仕事で関わった人とすぐに仲良…

丸井 もち
6か月前
11