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夏のイギリス旅に欠かせない2つの準備

(上の写真は横浜の英連邦戦死者墓地です)
イギリスは夏も涼しくて
夏休みの旅行先に人気です。

私の周りでも8月の
家族旅行や語学留学を
楽しみにしている人たちがいます。

いやー、それにしても
円安・物価高はすごいですね。

前回渡英した時は
1ポンド127円!
今は197円!!

以前、エール1パイント400円も
しなかったエールが
1000円くらいします。
節酒にはいいですね。


さて、渡英に欠かせない
2つのうちひとつめは
オイルベースのクリーム。

ニベアのような「カタい」
「みずみずしくない」クリームです。

イギリスは夏でも日本より
ずっと湿度が低いです。

2000年に渡英したとき、
私はクリームを忘れて
手足が粉をふくほど乾燥。
かゆみに悩まされました。


日本でご愛用のクリームは
水ベースかもしれません。
でも、そんな「さらりと軽くて」
「みずみずしい」クリームでは
イギリスでは歯が立たない
可能性大です。


イギリスではぜひ
オイルベースのクリームを!



ふたつめのの準備は
日本軍の捕虜となった
英連邦軍兵士たちのことを
知ること。

大英帝国だって世界中で
やりたい放題でしたが、
だからといって日本軍がしたことが
お互い棒引きになるわけではありません。


そんな棒引きを許可したら
世界はますます無法地帯に
なるでしょう。

捕虜本人たちがすでにこの世になくても
子孫たちはよく覚えています。


戦中、日本国内の働き手は
戦地に送られました。
その労働力不足に補ったのが
学徒動員、そして外地で
捕まえてきた36,000人ほどの
捕虜たちでした。


ことに「生きて虜囚の辱めを受けず」と
奉じていた日本の軍人は
捕虜となった連合軍兵士たちを見下し
長時間労働を強制しました。


食糧、医療もろくに与えられず
約3500名の捕虜が
日本で死亡しました。


アメリカ、オランダの
捕虜の遺体は本国に
持ち帰られましたが…

英連邦の捕虜
1800名あまりの遺骨が
横浜の英連邦戦没者墓地に
埋葬されています。


ここ、
山手の外人墓地じゃありません。
保土ヶ谷区狩場町の森の中です。


1995年からこの墓地では
8月の第一土曜に
戦没捕虜を追悼する式典が
(とりあえずキリスト教式で)
行われています。


今年も8月3日に開催されます。


各国大使館からも
来賓が多いことから

私も通訳としてお手伝いしています。


式典の最後の、
牧師さんの挨拶を
日英訳しています。


よろしかったら、聞きに
いらしてください。

日時、アクセスの詳細は
こちら戦没捕虜追悼礼拝の
公式サイトからどうぞ。
申込を締め切ったようなことが
書いてありますが、全然そんなことありません。
私にメールくださってもOKです。
【追悼礼拝公式サイト】
https://pow-memorial-service.amebaownd.com/


猛暑の折、くれぐれもご自愛ください。

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