見出し画像

翻訳者平均の2倍速で膨大な英日訳を楽しめた理由

みなさん、クルマの自動運転
試したことありますか?

コワそう?

それが、
試してみたらちっとも
コワくないんです!!


ウチの車は高速道路で
ハンドルをちゃんと握っている
という条件付きで
プチ自動運転モードにできます。


最初は、車と私で
意見が食い違ったらどうなるの?!
危ないじゃん!
と思っていたのですが…


とんでもない!
これがとっても穏やかで
安全な運転をしてくれるんです。


それ以上にビックリしたのは…



私の「心の平安」です。




そりゃ、私だって
安全運転最優先です。


でも、ちょっとムカッと
くるときもあるんです。


たとえば、
何台も抜かされたり、
前の車がノロノロだったり
なかなか車線変更できなかったり…



「抜かしてんじゃねーよ。」
「もたもたすんじゃねーよ。」
「邪魔だっつーの!」

おおコワ!!


ところが、
プチ自動運転モードだと
同じことが起きても
So what?てな感じで
ニコニコ平常心。


心境の変化に
自分でも驚きました。


自分で運転していて
イライラムカムカしてたのは
相手の行動を私個人への邪魔と
take personally
してたんですね。


もうアホです。
エゴイズムです。


でも自動運転でちょっと
運転と心の距離ができると
「いろんなことが
そもそもうまくいっている」
とよ~くわかりました。


ここ数日、翻訳でも
同じようなことを味わいました。



1万5千語を超える英文の翻訳を
4日、まあ正味30時間で
仕上げることになりまして…。



日本翻訳連盟が2017年に出した
ざっくりした情報では
1時間200-300語が
平均のペースとか。



今回求められるスピードは

単純に見積もって、
その2倍。


でも、楽しくできちゃったんです。



味方は…、

Google翻訳じゃありませんよ。
DeepLでもありません。

この2つ、私は使いません。


なぜなら、育てられないから。
わからないところを適当に
話を作ってごまかすから。


そこがChatGPT4.0との
違いです。



Chat GPTは育てられるし

たまにわからないふりをしても
ダメだしすれば学習します。


Chat GPTへのごく基本的な指示は
たとえば感じです。
・ですます調で
・なくてもわかる代名詞はカット
・英語○○の訳語は××で統一。


ほかにもその都度いろいろ
仕込んで大いに助かりました。


この「仕込み」=プロンプトが
肝心です。


仕込みがうまくいくと、
私はハイレベルな推敲と編集に
集中できます。


おかげで頭にいい汗をかいて
佳い時間を過ごせました。



肝心の仕込みですが、
「日本語と英語は語順が違う」
「英語の時制は現在形と、現在完了と
過去進行形と…12個くらい?」
なんて土台のところに
間違った思い込みがあると
ツボを外して堂々巡りになりますよ。

まあ、ほとんどの方は
思い込みだらけなんですが…

え?そう教わった?
教わったことを疑う=検証するのが
学び手の役割でしょうが。



さて、
5月18日(土)にAI翻訳をテーマに
オンライン勉強会を開きます。

関心おありの方は
まずこちらの記事をご覧ください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?