見出し画像

海外ニュース番組はコレが気がかり

海外、とくに英語圏のニュースメディア、
皆さんは見ていますか?


茨城のとある友人は
英語力をつけようと
家にいる時は朝から晩まで
BBCをつけっぱなしだそうで…。


私にも覚えがあります。


学生時代のこと…


大学のラウンジには
でん!とCNNしか映らない
大画面テレビが置かれていて…


帰国子女やノンジャパの学生たちが
キャッキャと笑い声をあげてました。


純ジャパの私は…

「え、いまの何が面白かったの?」


ヤバい!!!と焦って、
しばらく立ち尽くして、
すべて聴きとってやろう!と
粘ったものです。

一言一句追いかけようと
まったく「虫の目」でした。


もし今、
あのころの自分に声をかけるなら
「『鳥の目』も大事だよ!」と
言いたいです。


そう思うきっかけは
NHKの報道分析という仕事でした。



この仕事では、
30分ほどの海外のニュース番組を
イベント進行表のような
フレームワークに分解します。
(この表、次回の無料勉強会で
プレゼントします)

この表には
「何秒間」「どこの誰が」「何を言ったか」
「カメラは引きか、寄りか」
「他に挿入された映像は」
など書き込む「列」があります。


これをやってはじめて
「鳥の目」で
見えてきたことがあります。


それは
中立・公平・透明なニュースなんて
ないということ。



なかでも気になったのは
欧米・英語圏のメディアには
人権、民主主義は欧米が本家本元で、

気の毒な中東、アジアは
遅れているというコメントが
チラチラ出て来たことでした。


私は、人権があるなら
動物権、植物権、鉱物権も
なくては、と思いますし、


今の民主主義が
世界のどこでも通用するとは
ちーっとも思いません。

江戸時代のほうがまともだったと
思うことが山ほどあります。


でも、
欧米・英語圏の若い人たちが、
報道を通して欧米優位の見方に
触れながら大人になるとしたら…


実際、そんなドイツの方に
コペンハーゲンで出くわしました。

そのエピソードは次回ご紹介します。


さて、報道番組の偏りを逆手にとった
傑作な番組を1つご紹介しましょう。


アメリカのケーブルテレビ局で
放送されているLast Week Tonightです。


パーソナリティーはジョン・オリバー氏。
イギリス出身、ケンブリッジ大卒の
秀才コメディアン。


古館一郎さんを思わせる弾丸トークの中に
リベラルそのものの主張や
抱腹絶倒の面白レトリックが
これでもかと詰められています。


ぜんぜん中立でも透明でもありません。
正直です。


こちらがLast Week TonightのYouTubeです。
https://www.youtube.com/@LastWeekTonight

この番組を報道分析したら…???



日も迫って恐縮ですが
無料オンラインおしゃべり会を
2月24日に開きます。
そこで、この分析シートと実例1つを
PDFで差し上げます。


《無料オンラインおしゃべり会》
2月24日14:00-16:00
明日2月8日、お申込み受付開始です!


【プレ通訳講座★伝説の検定外教科書「プログレス旧版」6年分を4倍速で駆け抜け、育ちの良い英語を確実に】
https://ycats.linguamusica.jp/proreno/


ReplyForward


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?