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鬼気迫る人

私の周りには病的にせっかちな人が多い。
いつも急いでいる。
しかも急いでいる原動力が
「焦り」や「恐怖心」

どこかで待ち合わせた時に、私が早めについたから自由にブラブラしてから待ち合わせ場所に戻ろうと思い、一応
「早めについたから○○いったりしてるからゆっくり来てね~😄」
とLINEしてブラブラしてると
「いまどこ?」「まだ○○いる?」「あんたが戻るのを待つより私がいく方が時間が無駄にならないわよ!」みたいな連絡が来て慌ただしく駆けつけられたりする😅
いや、約束の時間には最初の場所に戻るし、そんな遊びくらいで時間の無駄を一切許さんみたいなのしんどいなぁ😞💦

なにか向こうが私に非礼があったりすると謝罪の言葉より先に何か物や金銭をわたそうとするのもなんとなく感じ悪い。

「貸し借りなしね!」
みたいな😅

それが「ブラブラしてる私のもとに駆けつける」にしても「物や金銭を渡す」にしても、有無を言わせぬ勢いで畳み掛けてくる。それが通らないとしんでしまうくらいの勢いで。
自分のやり方が少しでも崩れたら一貫の終わり、のような恐怖心をもっているように見える。
しかし、大抵のことに「終わり」なんてない気がする。小さい頃に、横断歩道の黒いところを踏んだらアウト!みたいな遊びに夢中になり、黒いとこを踏んで終わった気分になっても実際には終わらないように、人生だって本当に死ぬまでは終わらないではないか?
 こう思う私の方が少数派なのだろうか?
生きていて何度か「とりかえしがつかない失敗」をしたが、何年も経ってから今さらのように伏線回収されることもある。
若い頃は「今さらなんだ!」と怒ったりしたが、最近はニヤニヤしてしまう。
「おかえり、私の失敗。こんにちは、これからの私」
人生なんて、そんなのを繰り返していくんだ。

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