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NHKスペシャル『ヒューマンエイジ人間の時代 「戦争・なぜ殺し合うのか」』

歴史上記録に残る戦争や紛争を調べると、その数は1万回以上。その総死者数は1億5000万人になるという。
その戦争で死者率が高かったのは、第二次世界大戦と、宗教改革の100年後、新旧両派の対立がドイツ国内に広がり、西ヨーロッパの新教国、旧教国がこの争いに介入し、大規模な国際紛争となった「30年戦争」。
この戦争を大きくした要因は「活版印刷技術」だったという。多くの印刷物を作りビラを配布、本来キリスト教の布教を示していた「プロパガンダ」という語は、嘘、歪曲、情報操作で「仲間を守り敵を攻撃する」言葉になって仕舞った。マスメディアとして印刷物しかない時代から、ラジオやテレビ、インターネットと多くのメディアに囲まれている現代、人種や地域、文化を乗り越えて、平和を作り出す努力が必要を感じる番組でした。

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