初めてのYBCルヴァンカップを明日に控えて

いよいよ明日に控えたザスパとして初めての“ルヴァンカップ”参戦。今までJ1チームしか縁のなかった大会ではありますが、2024シーズンよりJ2・J3も参加する大会形式に変更となりました。ザスパは初戦にSC相模原をホームで迎えることになりましたので、横道にそれながら明日に向けて…。

 さすがに言い間違えることもなくなった大会名称ですが、元々はJリーグヤマザキナビスコカップという名称でスタートしました。この名称が使われたのが1992年から(意外にも?)2016年までで、現在の名称JリーグYBCルヴァンカップになってから早いもので8年目を迎えています。ちなみにYBCYAMAZAKI-BISCUITS Co., Ltd.の略称とのことで初めて知りました。
歴史は調べてみると面白いもので、冒頭J1チームしか縁のなかったと記載しましたが、1999年-2001年はJ1・J2所属クラブ全てということで、J2にも参加資格の与えらえれたことのあった大会でした。またさらに遡ると1997年・1998年は全てのJ1クラブおよびJリーグ準会員クラブ、1993年・1994年は全てのJリーグクラブとJリーグに参加する意思を持つJリーグ準会員クラブと、意外と門戸の開いた大会であることが今回調べて初めて分かりました。

 個人的にルヴァンカップ(ナビスコカップ)といえば2005年のジェフユナイテッド千葉vsガンバ大阪が思い浮かびます。

90分+30分の120分で決着がつかなったこの試合はPK戦の末ジェフユナイテッド千葉が優勝することになったのですが、PKでガンバ大阪のキッカー1人目を務めたのが遠藤保仁選手。当時からPK職人として名高い彼のPKをジェフ立石選手が止め、さらに翌年も遠藤選手のPKを止めるなど“遠藤キラー”として話題になりました。
そのほかにもナビスコカップを優勝すると降格するというジンクスがあり、ジェフユナイテッド千葉、大分トリニータ、FC東京がナビスコカップ優勝後にJ2降格という事象が発生していました。

 さて、あまりにも思い出に浸っていたら脱線し過ぎましたが、明日3/6(水)はザスパにとって初めてのルヴァンカップです。通常レギュレーションですと開催地は下位リーグ側という取り決めでしたが、今回はSC相模原のホーム“相模原ギオンスタジアム”の改修工事のため特例でザスパホームでSC相模原を迎えることとなりました。ザスパとしては同週末にホームでジェフ千葉戦を控えていることから移動がなくなったことはメリットであり、ラッキーな巡り合わせです。
3/3(日)にリーグ戦があったことから、明日の主力となる選手はリーグ戦ベンチor帯同しなかった選手になるかと思います。個人的に気になる点は下記です。

✓CBに誰が入るか
リーグ銭で中塩選手、城和選手、酒井選手、大畑選手とCBもできる選手が軒並み出場していることから、本職CBが高卒ルーキーの中野選手しかいません。なので中野選手はほぼ確定かと思ったのですが、まだ高校を卒業して間もない中野選手のデビューをここに持ってくるかどうか(天皇杯もある)でもしかすると高橋選手、細貝選手のコンビもあるかなと思いました。私自身練習場に見学に行けているわけではないので、クラブがYouTubeにあげている動画からしか推測ができないのですが、ミニゲームで城和選手と細貝選手が組んでいるシーンは確かにあったので、もしかすると細貝選手が最後方に回るパターンはあるかもしれません。それでも90分フル出場できるかというとフィジカル的に厳しい部分があると思うので、リーグ戦に出場したCBとの途中交代は想定できます。一方高橋選手は本当はボランチで見たい選手ではあり、点の獲れるボランチとして今のザスパに必要な能力を持っていることは昨季の活躍から明らかでしたので、高橋選手がどこに入ってプレーするのかは非常に楽しみです。

✓ボランチの組み合わせ
さきほどのCBの話と連動してきてしまう部分ですが、前節を見ていてボランチが上手く機能しきれなかった印象がありました。特に風間選手はコンディションがあがり切っていない印象があったのですが、それでも出ていることを考えると代役として考えられる藤村選手は何かしらの理由で風間選手より順位が下になっている状況です。なのでそこが何なのかを是非明日の試合で見てみたいので個人的には藤村選手-玉城選手の組み合わせが希望です。玉城選手においては今までYouTubeのインカレでしかプレーを見たことが無かったというのが理由として一番ですが、天笠選手の覚醒には競争相手の刺激が効果的だと昨季何となく思ったので、天笠選手を脅かすほどのプレーを希望します。

✓小野関選手
クラブがあげているYouTubeでオフシーズンひと際動きが目立ったのが小野関選手だと思いました。早くから身体が動けていましたし、2年目のシーズンに懸けるものは誰よりも大きいのではないかと思います。彼自身ここで試合に絡めていけないと来年のレンタルも視野に入ってきてしまうので、何としても結果を出したいという気持ちは強いはずです。ザスパにとしてはホームグロウンも視野に小野関選手を獲得していると思うので、多くの友達が見に来てくれるであろう正田スタでの出場&活躍に期待です。

ということで、明日天気は何とか持ちそうなので遠征をするかどうか…まずは2時間前のスタメン発表にワクワクしたいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?