読書感想『天駆せよ法勝寺』八島游舷

おはようございます!

どこかで話題になっていたので
興味をもって拝読しました<(_ _)>(*^-^*)

SFとか宗教等、あまり詳しくない素人が
パッと読んだ個人的な感想及び連想のメモです

この考え方が絶対に正しいと押し付ける趣旨では
ありませんことをご理解いただけますと助かります

多少ネタバレします
未読のかたは
お初に読まれた方が
ワクワクドキドキかと思いますので

以下は
バック推奨かもしれません








仏教と物理学の用語を
いい具合に融合させた
不思議な気持ちになる世界観の
お話でした

物理学を佛理学と書いたり

金剛力士像が宇宙服だったり


仏の道を究めたら
その先に救いがある

信じて
若い僧侶が
厳しい修行の末に

遠い星?

布教というか
功徳を伝えに行く?

というか

すでに
そのほしにも

佛教の寺院があるのだから

どういう頻度かははっきりしないが

たまの行き来はある様子


宇宙空間?を?
旅する日にちが

なんだか

亡くなった方の?
魂が?

あの世にたどり着くに要する日数になぞらえられているのが


だんだん不気味です



若い僧侶は
えらい僧侶たちと

宇宙船?に乗り込んで
旅をするわけですが

一緒に
美少女も旅に参加します


その美少女は
きれいなだけではなく
やはり修業を積んでいる様子で

旅の途中で
宇宙船が魔物に襲われたときに
金剛力士像の形の宇宙服をまとって
船外に出て
戦ったりもします



でもなんだか

いろいろ
あやしいのですね




佛教と物理学

ことばのもじりが興味深く

寺院や力士像が
宇宙を旅するアイテムとなっているところが

遊び心というか
アイデアを感じます


そして

ただ

すっきりした
SF
というよりは

やっぱり
人間の煩悩の様な

わりきれない
どろどろしたものの描写で

クライマックスへ向かっていくところが

あやしいかんじで


さて

どんなエンドになるかは

書きすぎては
つまりませんよね?って


だいぶネタバレしてしまいましたが、
このへんで…


読み応えありました<(_ _)>(*^-^*)




いつもおつきあいいただきありがとうございます<(_ _)>(*^-^*)



ではまた!



まきのしょうこ

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