「ある歴史の娘」犬飼道子 読書感想

おはようございます!

読書感想
などと
大袈裟に言ってしまいましたが

それに
拝読したのは
何十年も昔

しかし
それでも

記憶に引っかかっているということは

私にとって印象深い表現だったのだろうから

メモさせていただきます


あくまでも
個人の
素人の
感想や連想のメモです

この考え方が
絶対に正しいと
押し付ける趣旨ではありませんことを
ご理解いただけますと助かります


犬飼道子さんは
犬飼毅第29代首相のお孫さん

そのかたが書かれました

風雲急を告げる時代の
出来事が
色々書かれていましたが

私にとって
印象に残ったのは

「主義者だ!」
と言って

女子供しかいないような家に
政治に一生懸命すぎるのか
ただ乱暴なことを
政治家の家の人にしたいのか
よくわからない
人が

押しかけてくる描写


その時の
セリフが

「○○主義者」
といった
具体的な政治信条ではなく

とにかく
「シュギシャ」という
何やらややこしい人であることを
自称している点が

恐ろしい中にも
諧謔みがある場面なのでした

これは

家に
男手がない時に
発生した
トラブルだったらしく

気丈にも
お母さんが

「おかえりください!」

きっぱり怒鳴って
撃退した
というような
決着だったと思います




「ある歴史の娘」だったか
「花々と星々と」だったか

うろ覚えですみません


それから
もう一つ
印象に残っているのは

お母さんが
犬飼道子さんを伴って
市場でお買い物をしているときに
いわゆる
日常レベルのお菓子店で
妙に衛生観念に神経質で
衛生的には
正しいのだが

清潔にこだわりすぎた
所作が

お店の人に
煙たがられている


子供である
犬飼道子さんに

心の中で
批判されている場面



あれ

これは

どちらも

犬飼道子さんの
お母様の
武勇伝とか
ちょっと目立つ傾向とかの
場面だわね


私は
犬飼道子さんの
お母様は

特段
我が強いとか
女だてらに
気が強すぎる
とかではないと思うのね


その場に
直面したら

暴漢相手でも
自分が
徒手空拳でも

とにかく
追っ払わねばならないって
咄嗟に
思いますよね

特に
道子さんという
子供を連れているのですから


それに
衛生観念のことも

大事な子供を連れているわけですからね

自分の衛生的な所作や価値観が
周囲に受け入れられにくいことは
百も承知で

しかし
知っているのに
なぜ
あの時
衛生的な
やり方をしなかったのかと

後悔したくないから


いわゆる
悪目立ちしたとしても

その通りのことを
したのだろうな


なんとなく
思うのです



印象に残った場面は
度胸のある
お母さんの
描写
という感じですね




全くの部分的な
感想というか
記憶のメモでした




いつもおつきあいいただき
ありがとうございます
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆



ではまた!




まきのしょうこ


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