『教室のゴルディロックスゾーン』こざわたまこ 読書感想

おはようございます!
多少のネタバレはありますが、ストーリーのすべてを正確に詳細にお書きするわけではありませんことをご理解いただけますと助かります
素人の個人の感想や連想のメモです
この考え方が絶対に正しいと押し付ける趣旨ではありませんことをご理解いただけますと助かります




ゴルディロックスゾーンって何?
って
おもいますよね
普通


本作中にも
解説が出てきます

多分
ググれば説明が出てきます

なんか
クマのおとうさん、おかあさん、こども

3頭が暮らしている
家?に

少女が迷い込んで


おとうさんの大きいベッド
おかあさんの中ぐらいのベッド
こどもの小さいベッド


寝てみて
寝心地を比べて

一番自分にフィットするベッドで寝ていた
とかいう

あらすじを
どこかで読んだような?


自分に
あう場所を

試行錯誤するという比喩でしょうか?

まちがっていたらすみません…(-_-;)



この
『教室のゴルディロックスゾーン』は
おおむね中学2年生ぐらいの
少女たちの
人間模様が
描かれている感じで

飼い犬との
妄想上の会話をすることで
心の平衡を保っていた内気な少女の
宇宙SF的妄想に始まり

その妄想を
小学校時代からの親友に
否定的にとらえられて
友達関係が疎遠になっていったり?


あ、なんでしたっけ

ゴルディロックスゾーン

宇宙と関連のあるような
イメージの用語でした

本作中にも
その解説があったように思います

ハビタブルゾーン
という趣旨だったでしょうか?

(いまひとつ
理解しきっていないので
間違えていたらすみません…(-_-;))

宇宙において
生物が
棲める
ちょうどよい場所
という意味?


太陽から近すぎても暑すぎるし
遠すぎても寒すぎるし?


このお話には
中学2年生ぐらいの
少女たちが
数人出てきて

それぞれの
ひとりひとりの
立ち位置から見た

中学校を中心とした
人間模様の

ややこしさ

そのややこしさにいたる
それぞれの少女の
家族背景とか
友達関係とか


親友だった者同士の
独占欲のこじれとか


臆病で繊細で
じつはさみしがりやゆえの
先手必勝っていうのでしょうか?

先に高圧的に
支配的に
言動するという行動様式をとっちゃって

若干恐れられている
女王様的少女とか


さわやかに
まえむきに
世界をとらえて
人間関係も
裏はあまり考えないように
言動している
足の速い陸上部のスター少女とか

かといって
このスター少女が
手放しで
全て順著な家庭環境でもないのですが

それを乗り越えて
前向きなのですが

それにかんして

上記の
女王様少女が

かなり
屈折した
愛?執着?

からんできたり



これから
大人になる


少女たちの
葛藤と言いますか


はたからみていると
なにをやっているのでしょうかという

こだわりのこじれ

友情とか
そういうものを
大切にし

やや
依存気味であるが故の
独占欲
からの
こじれ?


みたいなものを
様々描写されていました

それぞれの言動には
それぞれの背景や
のっぴきならない事情があるんだ

でも

過激な言動を選択すると
やっぱり
周囲も
自分も傷つけるし…(-_-;)

ということでしょうか


最終的には

悪役的に
描写されがちな

女王様的少女

力の発揮の方向

体育祭で
みんながあきらめかけているときに
応援に燃えるという
リーダーシップで

自分らしさというものを
無意識的に?
選択したような?



読み応えありました



いつもおつきあいいただきありがとうございます<(_ _)>(*^-^*)



ではまた!



まきのしょうこ





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