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感情も選べる?

何個か前に書いた記事です。
何かを選ぶ自由があることは贅沢で幸せと感じる日々です。私の周りにいる沢山の方々よ、自由に泳がせてくれてありがとう。

最近、ハラスメント関連のnoteを沢山拝見していまして、その中に出てくる“薬には到底ならない人”に頻出の言葉がありました。

お前が俺を怒らせるのが悪い。

ドキッとしました。
この言葉、プロ父(母?)の旦那さんが聞き分けがない子に対してたまに使っているじゃありませんか。
この発言の場に居るとき、自身はしばしば子にこう言っています。

怒る選択をしたのはパパなんだよね。
同じことしても怒らない人も居るから自分のせいとか思わなくていいよ。(ただし怒られている事柄については別問題Dԅ(   ᷇ᵕ ᷆  )ԅ)

自戒も込めて、怒りを感じたときはとかく他責思考に陥りがちなので、一呼吸するようにしています。一呼吸ついた後はどうするか…。

少し話題が逸れますが自身にはロールモデルの一人と思っている女性がいます。修羅の職場で仕事を教えてくれたお姉様達の一人です。

彼女には金融関係の職歴があり、安直に質問などしようものなら「規定は全て読んだのか?」と先輩方に詰められる新人時代だったとか。なので、運用保守チームにエスカレーションする前に、業務マニュアルと操作マニュアル、ヘルプデスクのナレッジを確認し、回答が無いことを確認のうえエスカレーションする無駄のない仕事っぷりだった。
そんな彼女、その仕事ぶりについて“変な言いがかり付けられないようにぐうの音も出ないようにしてやる”と少々物騒な言い方をする(ココ萌ポイント)。でもこの方法、手戻りが少なくて相手にも実は優しい。
ある時、自身が仕事で誰かに対しての愚痴を言ったところ、彼女が『それってもしかしたらこうかもよ?』と違う見解を提示してくれたことがある。もしそれが本当だとしたら自分の怒りって何だろうか???勘違い?
すんっと怒りやら不満が収まったことがある。
折に触れて彼女は別の角度から考えてみる、ということをしていた。私が彼女を尊敬する所以だ。

そろそろ話を戻します。
アンガーマネジメントには「6秒ルール」というものがあります。怒りは6秒ぐらい耐えられれば、爆発を防げるというもの。
脱線前に書いた一呼吸のことです。

爆発は防げてもモヤモヤが消えるわけではないのでその時に、怒りを覚えた事象について他の可能性がないか考えるようにします。
つまり受け取り方に問題がないか考える時間です。

A「いつもメイク綺麗だね!」
B-1「ありがとう。嬉しい!」
B-2(…え?メイクしてないとブスって言いたいの?!)

みたいなことです。
受取り方を変えられたら表出する感情は変わるのです。

旦那さんと20年以上暮らしてわかったことだけど、マインドコントロール的なことでなければ人を変えるのって凄く難しいことで、自分を変えたほうがイージーなんです。
でも、あの言葉は看過できない。

と思い

娘に言うアレさ、モラ夫とかが言ってるやつじゃん。

と指摘してみた。
変わるかは別問題として理解はしてくれたようだ。

そして旦那さん

そうして僕はもうずっとキミの正論ハラスメントに晒されてるよね。


ブーメランだった。

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