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案外『クール』に!

1週間一度のかみさんのリハビリに何にもせずにただ付き添っている。
私はもはや免許返納なので何の役にも立たないのだが。
昨日かみさんのリハビリ中に待合室で待っていると一人の30代くらいの女性が『今日で終わりです』と受付嬢に伝えてさっと帰っていった。
何回リハビリに通院されたのかはわからないが案外クールにさしたる感謝の言葉も告げず颯爽と待合室を出て行った。
かみさんはもう7ヶ月通っている。大分良くなっているようだがまだ「終わりです」とは言われていない。来週の予定も告げられた。
かみさんの『リハビリ終了時』にはもう少し『熱く』お礼を言うはずだが若い人は案外クールなものなのかも知れない。
指定時間がまちまちなので『知った顔』に出会うことも少ないが時折近所の青年や奥さんに会う事もある。そんな時はなぜかひどく『懐かしい気分』になるから不思議だ。同病への『共感』かあるいは心のどこかで『激励し合う思い』があるからかも知れない。
しかしその二人にはその後あってはいない。
すでに良くなったのかも知れないな。それはめでたいのだが少し『残念』でもある。


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