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しっかり『3輪咲いた』!

我が家の玄関先の鉢植えの『一才桜』が今朝見事3輪しっかり咲いていた。
春先寒い日もあったので今年は無理かなと諦めていたがどっこいどうして桜はしっかり咲いてくれた。
大したものだ。
生命力だ。諦めてはいけない。学んだ。
花の色も形も『ソメイヨシノ』とは違うが『桜は桜』立派なものだ。
桜も人もそれぞれ。それぞれの場所でそれぞれが咲けばいい。
一斉に咲くこともない。早かったり遅かったり桜もそれぞれでいい。
そう言えば夏の間よく水をかけた。枯れたように見えたがきっちり生きていたということか。
『一才』とは寿命が一年ということではなく仏教でいうところの『一切』のことかもしれない。徒然草には『一切の有情を見て、慈悲の心なからんは、人倫にあらず』とも記されている。
こうしてみると『一才桜』も奥が深いではあるまいか。
後数日はさらに花の数を増やして我が目を楽しませてくれるはずだ。
これ以上の花見をせずとも『十分』と思えるのだが。

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