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『十五夜お月さん』の歌!

昨夕の月はまだ三日月だった。
十五夜の月まではまだ間がある。
気になっていた童謡がある。
野口雨情作詞
本居長世作曲
『十五夜お月さん』という楽曲。
1920年大正9年の作品だ。
3行詩で3番まであるが実に短い曲だ。
『婆やがお暇したり』
『妹が貰われて行ったり』
『もう一度母さんに会いたい』など寂しくも『鮮烈』な歌だ。
一説によれば『没落家族』の物語とも言われている。
本居長世は三重県松坂出身の江戸時代の国学者『本居宣長』から数えて6代目の当主。生まれは東京だ。
長世には三人の娘さんがいて三人とも童謡歌手。
3女の『若葉』さんはわが町大和市に住んでおられた。一度童謡イベントでご一緒したこともある。若葉さんお娘さんはピアニストでもある。
若葉さんの代表曲は『舌切り雀』。葛原しげる作詞長世作曲作品だ。
その若葉さんは既に11年前に大和市民病院で他界されている。
娘のピアノ伴奏で歌って見た。
なき国文学者の金田一春彦先生は『十五夜お月さん』を本居長世の代表曲に上げている。

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