それ、アリなの?バンクシー
今日は
目からウロコの認知拡大行動について
お話します。
最後までお読みいただけると嬉しいです。
----
それ、アリなの?バンクシー
----
先日リックさんのvoicyでのお話が
あまりにも衝撃的すぎたのでお話しします。
-----
リックさんはマーケティングが専門で
Voicyでも発信をされています。
(リック|マーケティング塾@rickbook_blog)
-----
リックさんのVoicyでの発信は
がっちがちのマーケティングというより、
目からウロコ!的な
「聞いたら誰かに話したくなる話」です。
→ご本人もそう仰ってます。
全くそうでした。
面白く気付きも多いのでぜひお聞きください。
~~~~~~~~
2023年7月4日リックさんのVoicy
「マーケ話/その6
画家バンクシーに学ぶ狂気的な認知の取り方」です。
~~~~~~~~
バンクシーは
1990年代から活動を開始した
イギリスを拠点とする素性不明の
グラフィティー(落書き)アーティストです。
因みに落書きとはいえ、
今では何100億円とかでやりとりされてるそうですw
壁の落書きは
どうやって売り買いしてるんだろう。。。
今でこそ有名なバンクシー。
今では絵が見つかると
「バンクシーの絵が見つかった!!!」と
ニュースでも大騒ぎになっています。
そんなバンクシーも当然無名な時代があります。
-----
私もバンクシーについては
「『風船と少女』を描いた風刺の効いた落書きアートを描く
謎のアーティスト」ぐらいの認識でした。
そういえば
パレスチナの壁に絵を描いてたな。
それで名前を覚えたのを思い出した。。。
ググってみたら2003年。
すっかり有名な作品になっていました。
「Love is in the Air」
このときから
急にその名前を聞くようになったのを思い出しました。
------
無名時代のバンクシーは
どうやって認知されるようにしたか?
------
そのことをリックさんはVoicyで語られています。
さすが奇想天外、神出鬼没のバンクシー。
彼はなんと
美の殿堂メトロポリタン美術館をうまく利用したのです。
・・・勝手に自分の絵を飾ったのです。
バンクシーは
警備員の目を盗み、開いている部屋に自分の絵を持ち込み、
あたかも
「最初からそこに飾ってある」かのように飾ったのです。
しれっと。
当然バンクシーの作品は
風刺系・政治系の作風なので、周りの作品から浮きまくり。
鑑賞者も
「何これ?ちょっと違くない???
でもフツーに展示されてるし???」
となったそうです。
困惑する鑑賞者の反応が目に浮かびますw
鑑賞者の困惑をよそに
「飾ってあるからそうなんだ」的な流れで
何日もフツーに飾られていたそうです。
ちなみに
バンクシーが世に出たのはこの時ではなく、
先ほどお話ししたパレスチナの壁画のときです。
紛争の地に降り立ち絵を描き、
それが国営放送等で報道され一気に時の人になりました。
~~~~~~~~
やって良いか悪いかというと
それは禁じ手では。。。
でも発想はすごい。。。
~~~~~~~~
禁じ手的な行為さえも、
「型破りなバンクシーというアーティスト」
ということで声高に非難されないのです。
非難したところで、
風刺をする芸風なので
活動自体もメッセージとして許容されるのでw。
多分、その当たりも見越して
バンクシーはメトロポリタン美術館での
ゲリラ展示を行ったのだと思います。
さすがバンクシー、知能犯。
~~~~~~~~
「当たり前」を「当たり前」と思わない
自由過ぎる発想
~~~~~~~~
「世の当たり前」を「当たり前」としないで行動するところは
風刺系アーティストということを差し引いてもすごい。
だからといって美術館、
しかも世界のメトロポリタンに勝手に飾っちゃダメでしょう。。。
・・・お行儀良くすること、
良識的な振る舞いを求められる日本では考えられない発想です。
発想がロック。。。
フリーダムすぎる。。。
-----
禁じ手を使うのはどうかと思いますが、
発想の柔軟さという点でものすごく衝撃を受けました。
本当に目からウロコ。
このバンクシーの話は
Netflixの広告の回のときにお話ししたウォーホールの
キャンベルンのスープ缶の絵と同じレベルの衝撃でした。
発想は既成概念に囚われないことが大切だと改めて感じました。
------
この話を知ったのもTwitterを私が始めたおかげ。
Twitterから得られる知識と情報は本当に面白い。
こういう話に触れるたびに
好奇心旺盛な私のHSS型HSPの血が騒ぎ、
心の中でわくわくの小躍りがとまりません。
最後までお読みくださり、
ありがとうございます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?