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東横インの本棚、全然ワクワクしないがち

駅に芝生があった。

プライバシー保護のため人間は消した

最近公共施設やショッピングモールに芝生があるのをよく見かける。
絶対ゴロゴロしたら駄目だろ、という場所に芝生があるとなんか安心する。人間誰だって芝生でゴロゴロしたい欲を持っている。

大人も子供も関係なく芝生でゴロゴロしている姿を見ると、人間のペットショップがあればこんな感じなのかなあ、と想像する。

大人も子供も、偉い人もそうでない人も、芝生の上ではただゴロゴロしている人になれる。
芝生の上では皆平等。


そのあと東横インに泊まった。

これは東横インの本棚

東横インの本棚って、いつもこのラインナップだな。
何か意味があるのだろうか?
前回別の東横インに泊まったときも、このラインナップだった。

別の東横インの本棚


こう言ったら悪いけど、全然ワクワクしないラインナップだ。開きたいと思える本が一冊もない。

なんか既視感があると思ったら、うちのおばあちゃん家の本棚にそっくりだ。
昔おばあちゃんの部屋に入ったとき、どんな本が置いてあるのかワクワクしてたらこんな本棚でガッカリした記憶がある。

おばあちゃんの部屋に入るのって、なんか緊張しませんでした?大抵のことは許される孫という立場とはいえ、部屋を物色するのはなんか悪い気がしてた。なんだかおばあちゃんの知らなかった一面を知ってしまいそうで。
みんなのおばあちゃんの部屋はどんな感じだった?

東横インの本棚の話に戻ろう。
全く興味の持てないラインナップな訳だが、それがかえって良いのかもしれない。ノイズが全くないおかげで、この部屋のインテリアとして完全に馴染んでいる。

これでもし、よくコンビニで売ってる「芸能界のタブー!本当はエッチな女性芸能人」みたいな本が置いてあったらめちゃくちゃ嫌だもんな。
ノイズでしかない。

翌朝、朝ごはんを食べにロビーに降りたら、おにぎりしか置いてなくて面白かった。味噌汁とかパンとかは一切置いてなくて、本当におにぎりだけだった。
朝ごはんがおにぎりしかない日が、東横インには、ある。


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