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【R5-3合格者直伝】漢検準一級・合格法(総論)


私はH30-2、R5-3漢検準一級と2回合格しました。その経験を踏まえたうえで、漢検準一級の合格法を紹介します。

「参考書だけで合格できるの?」
「8割にあとちょっと届きません!どうすればいいですか?」
といった疑問や不安を解消できるように教えます。どうか最後までお付き合いください。

優先順位について

漢検準一級を対策せずに合格するのはほぼ不可能だと思います。そこでチャレンジャーはあらゆるテキストや資料で学習しながら漢字力をつける必要があります。
では、それらテキスト・資料の優先順位はどうなっているのでしょうか?その順位がコチラです。(数字が若い方が優先順位

1 参考書📚!!
2 準一級大見出し語表
3 漢検漢字辞典 故事成語・おもな対義語
4 常用大見出し語表
+過去問・模試


1位:参考書📚

堂々の一位は参考書での学習です。それも参考書に載っている問題は全て正解できるくらいには詰めてください。付録(表外読みや配当漢字のまとめ)も目を通してください。これをすれば本番で7割強~8割弱得点できるはずです。しかし残念ながら確実に合格できるとは言いにくいです…

参考書選びについてはこちらの動画が参考になります。

私がR5-3の受検に向けて使った参考書は、漢検マスター準一級(旧版)・分野別精選演習準一級完全征服準一級の3冊でした。勿論 漢検マスターは新しいやつの方が良いです。

ちなみに初回だと本試験型準1級問題集と漢検マスター準一級(旧版)を使いました。ただ数年前の話なのであんまり参考にならないかも…

漢検マスター準一級(第3版)超おすすめ


2位:準一級大見出し語表

第2位以降はギリ落第ラインから合格ラインへ背伸びするための方法になります。

漢検準一級大見出し語表とは、漢検漢字辞典に掲載されている準一級配当の字が含まれた熟語を有志の人が纏めた表です。
これに載っている語彙を読み方を覚える→書けるようになる→意味を覚える、といった順番で学習するのがオススメです。2番目と3番目は逆でもいいかも。
ここに載っている単語は読みのほか対義語・類義語でも頻出です。全てとは言いませんがなるべく多くの言葉を覚えましょう。
ちなみに準一級大見出し語表にある語彙の多くは参考書にも載っています。したがって新しく覚えることは案外少ないです。復習にも使えますね。


3位:漢検漢字辞典 故事成語・おもな対義語

漢検漢字辞典の購入をおすすめします。漢検漢字辞典の後ろに「おもな対義語」「故事・ことわざ索引」のコーナーがあります。
ここは余力があれば目を通しておくのが良いでしょう。途中でやめてもいいと思います。(八)(九)には大問ひとつにつき難問が2~3問あると思いますが、そのうちの1問が解ける可能性が上がります。

ちなみにR5-3(八)では、「前線」の対義語である「銃後」を書かせる問題が出題されました。こちらは「おもな対義語」に載っていました。


4位:常用大見出し語表

大問(四)や(六)の対策になります。しかし分量の多さのわりに出題数が少ないため詰めるのはおすすめしません。余力があれば流し見するのがいいでしょう。途中でやめてもいいと思います。

常用大見出し語表はこちら


+α:過去問・模試

過去問や模試は優先順位のランキングには入れず、+αとしました。ただしそれらは優先順位が低いという意味ではなく逐一やっとくべきものだと意識してください。
自分が参考書の何割を覚えられたかだったり、参考書に無かった問題だったりを過去問や模試は教えてくれます。逐一やりましょう。


✍勉強法 ~仲間を増やそう~

ここからはおすすめの勉強法を教えます。とはいっても暗記のテクニックとか効率の話はしません。そもそも私はどちらも案内ではないです。

この世には漢字界隈というものがあります。数多の辞典を渉猟する猛者もいれば、難しい漢字に興味をもって学び始めたビギナーもいたりといろんな人がいます。準一級の試験会場には老若男女いろんな人がいます。私が言いたいのは、あなたにも漢字界隈に参加してほしいということです。

SNSだとX(元Twitter)、YouTube、Blueskyなどにそういった界隈があります。noteには残念ながら無いです。そこで「漢検」と検索したらユーザーがいっぱい出てきますので取りあえず誰かテキトウにフォローすればいいと思います。

漢字界隈に入ったら自分の勉強の進捗学習した単語気軽に呟いてみましょう。きっとそれが誰かの役に立ちます。他人のそういったツイートがあなたの役に立ちます。
実際わたしも誰かのツイートか模試のおかげで「燐火」書けました。

胡散臭い勧誘みたいになってしまいましたが、どうかご一考お願いします。

ちなみに:漢検おすすめYouTuber(敬称略)

あびkanjiholicきくりん


最後に

ここまで読んでくれてありがとうございます。需要があれば大問ごとに各論を述べようと思います。需要があるかどうかは、スキ(♡マーク)の数やコメントの内容によって判断します
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