鬱的な人

私がやるのは、誰かの言葉を取ってきてこね回すだけ
私には超常の力もないし、特別な感覚もない
ということを肝に銘じて、今日もやっていきたい。

ユートピアまでの動画が一旦お休みになっている。
虚空蔵東京本第二巻の作成のためのようだ。
まんだらけのサイト内で目次だけちらっと見ることができた。
武蔵・小次郎・沢庵について語られるようだ。メインは外道についてだが。
読める人はどんな感想を持つのでしょうかね。

さて、3924の動画にて「鬱的な人」についての解説があった。
メモを確認すると

鬱的な人はエネルギーを取られている
大体は親に取られている。
子供は親にアイデンティティを渡し、親はそれを吸収し、子供にアイデンティティを与える。
いい子が親にエネルギーを取られていて、自分に収束してしまう。
一概に鬱的な人を悪いとは言えない。

動画 ユートピアまで3924日

ということが語られていた。
若干の省略があり、難しい部分があるように感じる。

子供は親にアイデンティティを渡し、親はそれを吸収し、子供にアイデンティティを与える。
字面だけ取れば、お互いの存在から自分のアイデンティティを見出している状態で、エネルギーを取られていない・支えあっているように見える。

子供が親に「どうゆうアイデンティティ」を渡しているのか。
親が子供に「どうゆうアイデンティティ」を与えているのか。
という省略があるようだ。
今回はココの話。

これは二元性の中の話なので、
「支配したい・支配されたい」
「管理して欲しい・管理してあげたい」
などが要素にあるのだろう。

ココで何でエネルギーが減るのか。
よくは分からないが、
宇宙全史内で出てくる「自分のことは自分でやる」という力が失われていくのは確かだろう。

少しまとめると
子供は親に「あなたが支配者・管理者」というアイデンティティを渡し、
親はそれを吸収し、子供に「あなたは被支配者・管理対象者」というアイデンティティを与える。
子供は「自分のことは自分でやる」という力が失われ、与えられるものを受け取る、与えられなければ何もない状態になる。
外部からの刺激がなくなり、現在の自分以外を感知しなくなる。
停滞した自分だけを観測するようになり、自分に収束してしまう。

こんな感じだろうか。
動画内でも「一概に鬱的な人を悪いとは言えない。」とある。
精神世界でも、素直さや全託(自分の全部をゆだねる)という話がある。
ゆだねる相手を親にしてしまっており、いわゆる神や仏、天使や精霊といったものではないだけなのだろう。

ここで今一度、宇宙全史内での精神世界全般の修行について確認しておく。
「一般的にはエゴを薄くしていく」のが修行だといわれている。
しかし、現代人の中には「薄くするだけのエゴを持っていない」場合があると指摘されている。
「エゴを形成する」という段階が必要であり、「軋轢がなく社会との関わりができる」というのがその基準だった。
(この辺は質疑応答13の342ページ辺りにあったとメモしている。)

親との関係の中で失ってしまった「自分のことは自分でやる」という力は、ある程度の社会適応能力ということでもあるのだろう。

少し長くなってきている。
鬱的な人に関しては、漫画 御祭船1巻にも
ラ宇宙の鬱的な状態について描かれていた。
非常に興味深い内容だった。


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