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一級建築士学科対策#13

皆さんこんにちは!今年も残り少なくなってきましたね。年末のゆったりした時間いいですよね!無駄に散歩したくなるというか…
久しぶりに友人に会えたり、忘年会、新年会で皆の仕事の話とか聞くの大好きなんです。私自身、無職なので相当馬鹿にされるんですが(笑)
まあ、不幸は笑えと!!
最近は、周りで結婚する方が多く、うらやましい限りです本当に。皆成長したなあ…
周りに流されず、自分の道を行きましょう!!

それでは本日の問題行きましょう。


問題

計画


問題1

鉄筋の所要数量は、その設計数量の4%増を標準とする。

問題2

鉄筋コンクリート造の階段における段型の鉄筋の長さは、コンクリートの踏面、蹴上の長さとし、継手及び定着長さは加えない。

問題3

鉄骨材料の所要数量を求める場合、ボルト類及びアンカーボルト類については、設計数量に4%の割り増しをすることを標準とする。

問題4

窓、出入り口等の開口部によるコンクリートの欠除は、建具類の内法寸法とコンクリートの厚さによる体積とし、1箇所あたりの開口部の体積が0.5㎥以下の場合は、コンクリートの欠除はないものとする。

問題5

鉄骨鉄筋コンクリート造における鉄骨によるコンクリートの欠陥は、鉄骨の設計数量について7.85tを1.0㎥として換算した体積とする。


環境・設備


問題1

二酸化炭素消火設備及び泡消火設備は、いずれも酸欠効果と冷却効果によって消化する設備である。

問題2

一般の事務室において、フリーアクセスフロアのOA用のコンセントの負荷容量を、床面積1㎡あたり40VAと想定した。

問題3

精密機械工場においては、室内空気の浮遊粉塵量の量を基準値以下とする為、バイオクリーンルームの設置が必要である。

問題4

昼光率の計算においては、室内の人工光源による照度は含まれない。

問題5

椅座位の場合、くるぶし(床上0.1m)と頭(床上1.1m)との上下温度差は、5℃以内が望ましい。


構造


問題1

梁主筋のコンクリートに対する許容付着応力度は、下端筋より上端筋の方が小さい。

問題2

圧縮強度試験用供試体を用いた圧縮強度試験では、荷重速度が速いほど小さい強度を示す。

問題3

コンクリートの圧縮強度は、水セメント比が大きいほど小さい。

問題4

常温におけるコンクリートの熱による膨張変形は、一般鋼材のそれとほぼ同じである。

問題5

水セメント比が同一であれば、単位セメント量が少ないほど、乾燥収縮によるひび割れの少ないコンクリートになる。


施工


問題1

石工事における床用敷モルタルの調合については、接着性を考慮して、容積比でセメント1に対し、砂2とした。

問題2

タイル後張り工法において、床タイル張り面の伸縮目地の位置は、特記がなかったので、縦・横ともに5mごとに設けた。

問題3

外壁乾式工法による鉛直面への張り石工事において、上下の石材間の目地幅の調整に使用したスペーサーは、上部の石材の荷重を下部の石材に伝達させるため、工事完了後も存置した。

問題4

張り石工事における石先付けプレキャストコンクリート工法において、シアコネクターの取り付け代を考慮して、コンクリート部材に先付けされる石材の厚さを20mmとした。

問題5

石工事の外壁乾式工法において、耐震性を十分に考慮した取り付け工法を採用したので、熱による石材の膨張や収縮については特に検討しなかった。


解答

計画


計画問題1〇

建築積算の分野では、安全側に考えて多めに見積もるのが基本です。
よって、必要な量の4%増を標準とします(鉄筋の場合)

計画問題2×

必要な長さは、踏面+蹴上長さ+継手、定着長さ
ですよね?
よって、この記述は、危険側です。

計画問題3×

ボルト類4%
アンカーボルト0%

です。
以前の上司に質問したことがあるんですが、ボルトは良く落とすから。らしいです(笑)

計画問題4×

㎥ではなく、㎡です。

計画問題5〇

施工管理の方だとよく聞く数値だと思います。
これは、覚えておきましょう。


環境・設備


環境・設備問題1〇

これは想像通りかと思います。
二酸化炭素以外の不活性ガスには冷却効果はないので注意。

環境・設備問題2〇

OA用コンセントの負荷容量は、30~50VAです。
オフィスには中年が多い(30~50)で覚えました(笑)

環境・設備問題3×

バイオクリーンルームは浮遊微生物
インダストリアルクリーンルームは浮遊粉塵
バイオクリーンルームが浮遊微生物だけ覚えていれば大丈夫です。

環境・設備問題4〇

記述の通り。
昼光による明るさを表す指標であるため、人工光源は含めない。

環境・設備問題5×

くるぶしと頭は、3℃以内が望ましいです。


構造


構造問題1〇

コンクリート打設時に、骨材は重たいため、下にいきます。
よって、下端筋のほうがしっかりとしたコンクリートになり、許容付着応力度は大きくなります。

構造問題2×

速い方が、強度は高くなります。
想像してみるのが大切です。

構造問題3×

水セメント比(水量/セメント量)が大きいとは、水が多いシャバシャバなコンクリートということ。
強度は弱くなる。

構造問題4〇

線膨張係数が同じで、短所を補い合うことができるのが鉄筋コンクリートの利点。

構造問題5〇

記述の通り。
私が見る限り、単位セメント量が多くて良いことが書かれていたケースは見ていません。


施工


施工問題1×

セメント1に対して砂4です。
床なので固練りでいいという解釈をしました。

施工問題2×

タイルの伸縮調整目地は縦・横ともに4m以内ごとに設ける。
この辺は、覚えるしかありません…
保護コンクリートの伸縮調整目地(3m以内ごと)と間違えないようにしましょう。

施工問題3×

目地幅調整のために使用したスペーサーは撤去します。
この辺は、難しすぎますが、解いているうちに慣れるので大丈夫です。

施工問題4×

25mm以上の厚さが必要です。
5mmで何が変わるんよ…

施工問題5〇

"耐震性を十分に考慮した"場合は、石材の膨張及び収縮について考慮しなくてよいです。


最後に

お疲れさまでした。施工難しいですね…
特に設計の方は、難しく感じるのではないでしょうか。施工は、本当に場数ですね…
言葉を少し変えるだけで、まったく違う意味になるのが難しい。単位や数値もよくわかりませんし(笑)
ちょっと近々、法規の解き方解説しようと思います。
時間が足りない方や、苦手意識のある方は是非見てみてください!

それでは、また!

サポートしていただけると、私がアイドルをサポートします。 冗談です(笑) ぜひ、よろしくお願いします!