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今朝のウォーキングミュージック T.Rex「タンクス」1973年

今朝のウォーキングミュージック
T.Rex  「TANX」 1973年

「メタル・グルー」や「テレグラム・サム」の入ってるLP「スライダー」は発売直後でなく、少し経ってから。
発売を待ちに待って買ったのは、この「タンクス」
日本来日時に録音した曲も入る全盛期のアルバム。
ツェッペリンのセカンドと同じく、ツアーで忙しくまわりながらも、湧いてくる創作意欲を抑えきれないが如く、滞在地でも録音してしまったアルバム。
これが大好きでね。
発売を首を長くして待っていたこともあるかな。
久しぶりに骨伝導イヤホンで聴くと、一音一音がよく聴き取れ
その素晴らしさたるや、たまらん気持ちでウォーキングした。
まさにボランブギー炸裂で、どれも実に気持ち良い。
一曲目から、イントロブレイクした後のマークボランの第一声なんて、いまだにインパクト抜群。
相棒のミッキー・フィンもだが、曲内での、掛け声とか唸りとか、コーラスのエディ&フローともども、見事に曲を盛り立てている。
ギター群も無駄はない。
「Rapid」での3本くらいのギターによる刻み、実に気持ち良い。
複数のギターが少しずつ弾き方変えてズラしてるのが、気持ち良いのだ。
「カントリーハニー」でのずっと流れているリードギターのボーカルの絡み、実にかっこいい。
子供との会話をイントロにした「マッドダーナ」のノリノリ具合は、ウォーキングに合う合う。
マーク・ボランそのものを歌うかのような「ボーン・トゥ・ブギー」みたいなテーマソング的なのもあるし、バラードもあるし。
ラストの「レフト・ハンド・ルーク」の泣きのギターもいい。

というわけで、久しぶりに聴いたが、完璧な出来の1枚。
この時期、シングルで「チルドレン・オブ・レボリューション」「イージーアクション」とかもヒット連発。
ちなみに、仲間とトランプで麻雀に似たセブンブリッジに凝り
勉強すると集まっては、賭けトランプ三昧。
私がリーチというと、流していたラジオから「イージーアクション」が流れると、必ず上がって勝った。
リーチ、イージーアクション、アガリ
そのパターンがよくあった。
あまりにセブンブリッジに凝る私に、友人は麻雀は絶対にやるな、人生狂うから、と警告してくれた。
その言いつけを守り
麻雀はやったことない。
ルールはわかるが、やったことない。
必ず身を持ち崩す、と友人が見越して言ってくれた忠告を、きっちり守っている。
後に、一時パチンコにはまり、勝つかオケラになるかまで止めないようになり、友人の忠告は間違いないと証明されたりした。
私に賭け事は合わない、向かない。

てな、想い出に浸りにながら、「タンクス」聴いてウォーキングしてきました。

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